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下塗りをします。 [飛行機プラモ]

 正月ネタも尽きたので、本業の飛行機プラモ製作に話を戻します。この日は仕上げ塗装のときの塗料のノリが良くなるための下塗りをします。と、その前に下塗りの前準備として排気管廻りの最終的外装塗装をしておいた部分を予めマスキングしておきます。

【排気管廻りのマスキング】
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 この時、マスキングテープをピッタリと貼ってしまうと仕上げ塗装をしたさい吹付けた塗料の分だけ塗膜の厚さの段差ができてしまいます。
 なんで迷彩塗装の時に使うテクニックでマスキングテープの端を少し浮かしておきます。


【下塗り前】
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 下塗りの準備ができました。機体本体の他に増槽、アンテナもスタンバイ。このアンテナは説明書には「オプション・アンテナ」と英語表記があるのみで、どの機体に取り付けるかは不明ですが、せっかくあるパーツですから塗装して装着しちゃおうかなと思ってます。


【下塗り一回目】
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 下塗りに使用するのは#1000のサーフェイサを溶剤で希釈したものです。私の場合エアブラシで使う塗料は他のモデラーの方と比較したわけではありませんが、かなり薄いと思います。これは濃い目だとモッチャリとした印象になって、せっかくのキットのモールドが映えなくなるのを防ぐためです。
 一回目は久し振りの比較的広い面積の塗装だったんで、感覚が戻らずかなりムラムラです。なんで二回目からはニードル(エアブラシから出る塗料の量を調整するネジ)を少し緩めて塗料を多くして、さらに塗装面までの距離を離してなるべく均一になるようにしました。


【二回目と三回目】
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 で、ちょっと塗装工程を改善して三回目で下塗り完了です。実を言うと主翼下面に若干納得できない部分が残りましたが「久し振りだからこのへんでイイかぁ~。」としてとりあえずは下塗り完了です。


【キャノピー】
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 キャノピーは本体とは別に窓枠部分に機内色を吹きます。これは完成後にキャノピーのガラス越に内部を見たとき窓枠が機内色になっているほうが実感があるからです。
 この行程を省略しちゃうと窓枠の内側が外装色になっちゃいますからね。



 次回は仕上げの外装塗装となりますので、エアブラシを掃除することにしました。


【分解清掃】
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 エアブラシの構造はそれほど複雑ではないので簡単に分解できます。分解してみると中心の芯には前回使用した塗料が付着しています。これを溶剤で拭き取って、さらに本体に溶剤を数滴垂らして芯を何回かゴシゴシして残った古い塗料を取り除きます。
 最終的には元に組立て後にうがい洗い(本体に溶剤を入れてノズル先端を指で塞いでコンプレッサーから空気を送ってやるとブクブクと内部を洗えます)をして完了。


 次回は外装を塗装したいと思います。今回は迷彩じゃないからちょっと気が楽です。

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