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塗料は揃いました。 [飛行機プラモ]

 製作を進めていこうと思ってる「F4U-1コルセア」ですが、まずはプロペラを塗装するための塗料の準備が整いました。

【塗料は揃いました】
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 プロペラ中心金具の先端は白の指定ですので、まずは白。機体はネイビーブルーの単色にするつもりですが、この場合全体の仕上がりがグロス(艶アリ)になります。なんでココもグロスのほうが良いかなと思って純粋な白ではなく(なぜか白はマット(艶消し)しかなかったので)、少しグレーの入ったグランプリホワイトにしました。
 プロペラ先端は黄色、本体はマット(艶消し)の黒です。いずれもしっかり蓋をしていたんですが、数年使ってなかったので溶剤がかなり蒸発してドロドロ、ひどいのはガサガサになってました。で、エアブラシ用に溶剤で希釈。


【必須の機体内部色】
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 コルセアを完成させるのに必須の機体内部色がいくら探しても見つかりません。塗料とエアブラシ用に希釈したものがあるはずなんですが、諦めて川崎のヨドバシまで買いに行ってきました。

 まぁ、妻の誕生日が近かったのでプレゼント購入のため、そのついでというのもありましたけど。


【スペアボトルも】
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 当然機体内部色をエアブラシ用に希釈するためのボトルが必要になるんで、使うか否かは別としてスペアボトルを3本購入。


【さらについでに】
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 せっかくヨドバシに来たんですから、さらにこんなものも。そう、ガンプラのアクションベース2です。いつになるか分かりませんが今度は「ザクⅡ改」をポージングさせてみようかなと。
 残念ながら「シャア専用ザク」は古いキットなので、ベースを使うのには自分でネジ穴を切らないといけないんですよね。その道具を持ち合わせてないので「シャア専用ザク」はそのままかな。


 塗料は準備できましたが、今のところ実際作業するかは未定です。エアブラシの塗装って準備はもちろんですが、後片付けがけっこう大変なんですよね。
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2回目完了です。 [その他]

 先日、新型コロナワクチンの2回目を接種してきました。2回目のほうが副反応が酷いとか言われてますが、私の場合1回目は接種場所の違和感が翌々日には無くなりましたが、2回目は3日目の午前中まで残りました。
 とは言え、肩が上がらなくなるとかじゃゃなく、ちょっとした違和感が残っただけで日常には全く問題はありませんでした。
 妻と娘も希望日に接種の予約ができたそうで安心です。が、神奈川県は独自の緊急事態宣言を出すみたいだし、当工場が所在する川崎市も連日100名以上の新規陽性者が出てる状況ですので、感染対策は気を抜かないで継続するつもりです。



 さて、ここから少し飛行機プラモの話です。

【塗装図】
01_塗装図.jpg
 
 少し製作を進めようと思っている「F4U-1コルセア」、箱絵は3色迷彩ですが塗装図はネイビーブルー単色のものも記載されており、もちろんそれ用のデカールも用意されてます。
 久し振りの飛行機プラモなんで単色を選択しようと思っています。


【プロペラ】
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 塗装図にはプロペラも詳細が載ってます。コルセアはいわゆるスピナーは無く、プロペラ中心金具が剥き出しになっています。以前コルセアの後期型タミヤの「F4U-1D]を作った時は、プロペラ付け根はシルバーの指定でしたが、今回は艶消し黒になっています。


 私は飛行機プラモの制作前に実機を調べることも珍しくありません。その時頼りにしてるのがコチラです。

【世界の航空機図解百科「Aircraft」】
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 本棚のガラスにカーテンが写り込んでしまって、見づらくなってしまいました、すいません。これは週刊で発行されていた雑誌で、毎号特定の機種を特集して開発の経緯・性能・構造図・エースの塗装図等々を載せています。それ以外にも世界のエアライナーや軍用機の作戦行動など、興味深い記事が満載でした。
 別売りのバインダーに12号ごとにファイルして全17巻です。もっとも最終号が1992年11月ですから、最近の飛行機は網羅してません。まぁ私はWWⅡの飛行機以外はまずは作らないんで問題ないっすけど。


【第14巻】
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 「F4U-1コルセア」の詳細は第14巻に納められてます。記事の内容からするとプロペラ付け根は艶消し黒で間違いないようです。
 本紙の中身もご紹介しようと思ったんですが、もしかしたら著作権とか関わってくる?と思い外観だけの紹介とさせていただきました。


 さぁ、これでプロペラ塗るぞぉ~と思っていたら、あるはずの色が見当たらない、エアブラシ用に希釈していた塗料が溶剤が揮発してガサガサ、等々、塗料の準備に時間がかかりそうで未了です。
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モールドを復元します。 [飛行機プラモ]

 今はプラモの金型技術も進歩して、飛行機プラモの外板や翼の継ぎ目のモールドもほとんどが凹モールドになりました。昔は凸モールドが主流で、なかには継ぎ目廻りにびっしりと凸リベットが施されているキットもありました。
 凸モールドだと一度削ってしまうと、その復旧はほとんど不可能なので、金型技術の進歩とともにほとんどのメーカーが凹モールドに移行しましたね。

 古いキットの凸モールドを作るとき、一旦全てのモールドをサンドペーパーで削って改めてラインを掘るなんて作業をしてたこともあります。


 さてさて、今回「F4U-1コルセア」を進めるに当たり、まずは消えてしまったモールドの復元からスタートです。
 私の場合胴体左右や主翼上下の継ぎ目を消したい場合、接着剤をタップリと塗ってわざとムニュムニュとはみ出させます。接着剤が完全乾燥後にはみ出た部分を耐水のサンドペーパーで水研ぎして平滑にします。2004年の段階ではここまで完了してました。でも、そうするとどうしてもモールドも一緒に削ってしまうので、消えちゃうんですよね。


【消えたモールド】
01_機首廻り.jpg

02_胴体下面.jpg

03_主翼右舷.jpg

04_主翼左舷.jpg


 ちょっと分かりづらいかもしれませんが、画像をクリックしていただくと大きくなりますので、ご確認ください。で、消えてしまったモールドを復元します。


【使う道具がコチラ】
05_使う道具.jpg

 真ん中の三角のが極薄ステンレス製のエッチングソーです。鋸ですね。その上が以前にもご紹介したカルコ。下は幅の広いモールドに使う三角の金ヤスリですが、今回は使用しませんでした。


【復元後】
06_機首部分の復元.jpg

07_胴体下面の復元.jpg

08_主翼左舷の復元.jpg

09_主翼右舷の復元.jpg

 手順としては、まずはエッチングソーで当たりを付けて溝を再現。その後カルコでそれをなぞって元々のモールドの深さまで削って行きます。
 地味な作業ですが、完成後の出来映えに相当影響しますので欠かせない工程です。


 さてさて、これからやる気がどれくらいでるか?集中力が続くのか?不明なので次回、どんな記事をお届けできるか分かりませんが、次はプロペラの塗装を予定してます。
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状態を確認します。

 ガンプラを4体続けて作ったので、少々飽きてきたのは既述です。さて、次はどうするかなぁと考えていたんですが、本業の飛行機プラモに戻ろうかと思案してました。でも塗装もしなくちゃいけないし、けっこうハードル高いなぁと・・・。

 以前、もう作らないであろうキットを処分したことを紹介しました。その後、作りかけとかの事情で残ったキットを数回の記事に掲載しました。
 その中で一番完成に近そうな韓国のアカデミー社製の「F4U-1コルセア」の状態を確認します。久し振りに飛行機プラモを作ろうかなと検討中です。
 このキット、いつごろ作り始めたんだろうとブログを遡ってみましたが出てきません。制作中の様子は機体ごとにフォルダを作って保存していますので、PC内を探してみたところなんと2004年、今から17年前でした。当ブログを立ち上げたのが2009年ですので、載ってないはずです。


【箱絵はこんな感じ】
01_F4U-1コルセア.jpg

 機体下面はホワイト、胴体中程は淡いブルー、上面は濃いネイビィブルーの3色迷彩です。


【中を開けてみると】
02_中身はこんな感じ.jpg

 中を見るとこんな感じ。胴体左右、主翼上下は接着済みで継ぎ目の処理は終わっていますが、その時に消えてしまったモールドの復元は未了です。
 パーツはすべて切り出されており、ゲート部・パーティングラインは処理済みで部位ごとにフィルムケースに収められている状態です。


【説明書】
03_説明書.jpg

 説明書は英語・ドイツ語・フランス語・韓国語表記で、残念ながら日本語はありません。もっとも説明書の絵を見れば組立てられるので、それほど困りませんけど。


【排気管をくり抜き】
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 以前の記事でも書きましたが、排気管のモールドがあまりにヒドイので思わずくり抜いてしまいました。その後どうしようかと後先考えてなかったのかと思ったら、その後思わぬ発見が・・・。


【主翼前縁】
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 主翼前縁はこんな感じ。付け根のエンジン滑油冷却用の空気取り入れ口は塗装済みで主翼上下に挟みこまれて固定されてます。
 さらには主翼に装備されている機銃ですが、外径0.9mm、内径0.73mmの真鍮パイプが埋め込まれています。多分キットのまま主翼上下を接着すると真円が出なかったから行ったんだと思います。


【水平尾翼】
08_水平尾翼.jpg

 水平尾翼は昇降舵の動作ロッドのプラのモールドを削って、極細真鍮線に変えられてますね。なんせ17年前に作っていたキットなんで、当時はかなりやる気があったんですね。
 実物のコルセアは生産効率を上げるため、水平尾翼は左右対称ではなく左右同じだったんです。なんで動作ロッドも左右で上下に装備されたんですが、このキットはそのへんの考証はされてるみたいです。


【薬莢排出口】
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 主翼下面の薬莢排出口は極薄プラ板を貼り付けて開口することでディテールアップされてます。当時はいろいろと製作意欲が旺盛だったんですね。

さらに、部位別に保管されているパーツも確認していると、こんなものが・・・。

【排気管】
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 で、状態を確認しているとこんなフィルムケースが。中身を見てみるとなんと排気管です。おそらく真鍮製で外面はサビ鉄色、中は黒染めとなかなかイイ雰囲気です。根元をマスキングテープでたばねて瞬間接着剤で固定しているようです。
 もちろんこのキット専用ではないだろうし、今となってはメーカーも不明です。これを発見してがぜんこのキットを完成させたいと思い始めました。


【よく見ると】
12_排気管の取り付け加工.jpg

 製作途中の主翼をよく見ると、排気管を固定するための欠き取りがされてますね。久し振りの飛行機ですが、少し進めてみようかなと思ってます。

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