デカールを貼り始めます。 [飛行機プラモ]
灯火類を残して塗装作業も完了しましたので、デカールを貼り始めます。
【カウル】
この機体はカウルに大きな個人マークが描かれています。まずはその下地となる白いデカールから始めますが、これが最初の関門です。
カウルをぐるりと一周する白い帯が難題です。帯は直線にせねばならず、さらには帯の両端はピッタリと合わさっていなければなりません。デカールとカウルの間に水を差しつつ位置を調整しますが、帯を直線にすると端の両端が合わず、両端を合わすと直線になりません。両端を合わすことを優先させて少し帯が曲がってしまいました。
さらにカウルは先端に向けて少し細く絞られていますがデカールは平面です。なので画像では先端部分のデカールが一部浮いています。そこでデカール軟化剤を塗布、浮いている部分を湿らした綿棒の先端で押さえつつ密着させて行きます。この段階でデカールにシワが寄ったり重なったりすると修復はほぼ不可能なので、慎重に。結果としてはカウルにデカールを密着することができました。
【主翼上面】
続いて主翼上面ですが、こちらは平面に平面の貼り付けなので問題なく完了。フラップ付根の赤いマークは「乗るな!」の注意書きだと思います。
【主翼下面】
さてさて第二関門は主翼下面の国籍マークです。かなり大きく爆弾架を挟んでいますので、デカールが三分割になっています。そこでまずは爆弾架を接着します。
そして外側から国籍マークを貼って行きます。この辺の合いはさすがはタミヤでバッチリですね。そして残りの内側と補助翼部分を。これもなんとか無事に貼ることができました。
デカールが生乾きとなった時点でデカールで隠れてしまっている薬莢排出口をデザインナイフで開口しておきます。それと未だに用途不明な灯火がデカールで塞がれていますので、そちらも開口。
【胴体の国籍マーク】
第三の関門は胴体側面の国籍マークです。こちらには機首から取り込んだ滑油冷却空気の排出口があり複雑な凹凸が施されておりデカールもそれに合わせて三分割されています。
まずはその三分割されたデカールを貼って行きますが、ある程度乾燥した時点で他の部分の部隊記号、垂直尾翼の白いラインや機体ナンバーを貼っておきます。
【胴体側面の調整】
以前、迷彩塗装の分割箇所を間違ってしまって、それを修正するために国籍マークのデカールに直にマスキングテープを貼ってしまって失敗したことがありました。その時に調色した濃い「ブルー」が残してありましたので、胴体側面の国籍マーク廻りを調整します。
画像ではほとんど分からないかもしれませんが「ココは「オリーブドラブ」ではなく国籍マークの濃い「ブルー」だろ」みたいなところを調整しています。
【小さなデカールも】
記事では紹介しきれていませんが小さなデカールも合間合間に貼っています。画像は主翼の機銃の番号ですね。
さて、いろいろとあった機体ですが完成間近です。
【カウル】
この機体はカウルに大きな個人マークが描かれています。まずはその下地となる白いデカールから始めますが、これが最初の関門です。
カウルをぐるりと一周する白い帯が難題です。帯は直線にせねばならず、さらには帯の両端はピッタリと合わさっていなければなりません。デカールとカウルの間に水を差しつつ位置を調整しますが、帯を直線にすると端の両端が合わず、両端を合わすと直線になりません。両端を合わすことを優先させて少し帯が曲がってしまいました。
さらにカウルは先端に向けて少し細く絞られていますがデカールは平面です。なので画像では先端部分のデカールが一部浮いています。そこでデカール軟化剤を塗布、浮いている部分を湿らした綿棒の先端で押さえつつ密着させて行きます。この段階でデカールにシワが寄ったり重なったりすると修復はほぼ不可能なので、慎重に。結果としてはカウルにデカールを密着することができました。
【主翼上面】
続いて主翼上面ですが、こちらは平面に平面の貼り付けなので問題なく完了。フラップ付根の赤いマークは「乗るな!」の注意書きだと思います。
【主翼下面】
さてさて第二関門は主翼下面の国籍マークです。かなり大きく爆弾架を挟んでいますので、デカールが三分割になっています。そこでまずは爆弾架を接着します。
そして外側から国籍マークを貼って行きます。この辺の合いはさすがはタミヤでバッチリですね。そして残りの内側と補助翼部分を。これもなんとか無事に貼ることができました。
デカールが生乾きとなった時点でデカールで隠れてしまっている薬莢排出口をデザインナイフで開口しておきます。それと未だに用途不明な灯火がデカールで塞がれていますので、そちらも開口。
【胴体の国籍マーク】
第三の関門は胴体側面の国籍マークです。こちらには機首から取り込んだ滑油冷却空気の排出口があり複雑な凹凸が施されておりデカールもそれに合わせて三分割されています。
まずはその三分割されたデカールを貼って行きますが、ある程度乾燥した時点で他の部分の部隊記号、垂直尾翼の白いラインや機体ナンバーを貼っておきます。
【胴体側面の調整】
以前、迷彩塗装の分割箇所を間違ってしまって、それを修正するために国籍マークのデカールに直にマスキングテープを貼ってしまって失敗したことがありました。その時に調色した濃い「ブルー」が残してありましたので、胴体側面の国籍マーク廻りを調整します。
画像ではほとんど分からないかもしれませんが「ココは「オリーブドラブ」ではなく国籍マークの濃い「ブルー」だろ」みたいなところを調整しています。
【小さなデカールも】
記事では紹介しきれていませんが小さなデカールも合間合間に貼っています。画像は主翼の機銃の番号ですね。
さて、いろいろとあった機体ですが完成間近です。
マスキングを剥がします [飛行機プラモ]
養生時間を経て塗料も完全に乾きましたのでマスキングを剥がします。このときはいつも緊張する瞬間ですね。
【マスキングを剥がします】
概ね良好なのでちょっとホッとしました。機体下面に「機体内部色」の吹きこぼれが見られますが、これは主脚格納庫を塗装した後のチェック漏れですね。機体下面色の「ニュートラルグレー」で筆を使ってリカバーしておきます。
【垂直尾翼】
垂直尾翼は方向舵の曲線部分がちょっと心配だったんですが、こちらも大きな問題はナシです。水平尾翼は画像を撮り忘れてしまったんですがOKです。
【キャノピー】
クリアパーツは一般のパーツと比べて塗料の食付きが悪いです。マスキングはセロテープを使っていますが剥がす前にマスキングの周りにいつものようにカッターを入れておきます。いきなり剥がすと残すべき窓枠の塗料ごと持っていかれる可能性があるんで。
それでもアッチコッチ窓枠の塗装が欠けてしまいました。この機体は窓枠が多いんで欠けた分部を細切りにしたマスキングテープで覆って筆で補修しています。
【主脚カバー取付】
塗装作業はほぼ完了したので少し組立を。主脚のカバーを接着しておきます。
さて、これからいよいよデカールを貼るわけなんですが、説明書を見てみるといろいろと難関がありそうです。次回はそのデカールに関してご報告させていただきたいと思います。
【マスキングを剥がします】
概ね良好なのでちょっとホッとしました。機体下面に「機体内部色」の吹きこぼれが見られますが、これは主脚格納庫を塗装した後のチェック漏れですね。機体下面色の「ニュートラルグレー」で筆を使ってリカバーしておきます。
【垂直尾翼】
垂直尾翼は方向舵の曲線部分がちょっと心配だったんですが、こちらも大きな問題はナシです。水平尾翼は画像を撮り忘れてしまったんですがOKです。
【キャノピー】
クリアパーツは一般のパーツと比べて塗料の食付きが悪いです。マスキングはセロテープを使っていますが剥がす前にマスキングの周りにいつものようにカッターを入れておきます。いきなり剥がすと残すべき窓枠の塗料ごと持っていかれる可能性があるんで。
それでもアッチコッチ窓枠の塗装が欠けてしまいました。この機体は窓枠が多いんで欠けた分部を細切りにしたマスキングテープで覆って筆で補修しています。
【主脚カバー取付】
塗装作業はほぼ完了したので少し組立を。主脚のカバーを接着しておきます。
さて、これからいよいよデカールを貼るわけなんですが、説明書を見てみるといろいろと難関がありそうです。次回はそのデカールに関してご報告させていただきたいと思います。
「オリーブドラブ」を吹きます [飛行機プラモ]
前回は余計な記事を挟んでしまいました。今回は前々回の予告通り「オリーブドラブ」を吹きます。機体や水平尾翼はマスキング済みですが、それ以外の爆弾やロケットランチャー等も「オリーブドラブ」の指定です。
【準備完了】
アンテナやピトー管も「オリーブドラブ」ですので、それらに持ち手を付けて準備完了です。
【吹付開始】
いつもの通り薄目に希釈した塗料をサッと一回目で全体に吹きます。この状態では全体がムラムラです。キットのモールドを活かすためにもなるべく塗料の被膜を薄くしたいので、手間は掛かりますがこの方法を採用しています。
三回目の吹付でほぼ完了です。一応全体を見渡して吹付不良のある部分はエアブラシの吐出量を少なくして補修しておきます。
【「クロームシルバー」を塗ります】
全体的に吹いた「オリーブドラブ」はすぐに乾きますが、一応一日は養生期間として乾燥させます。その間に説明書に指定されている「クロームシルバー」で塗装するパーツの準備をして塗っちゃいましょう。
具体的には主翼に装備された機銃の銃身。機銃は片翼4門装備されていますが胴体側にある長い銃身2門が別パーツです。それと爆弾架と爆弾を吊るす金具等ですがそれらを「クロームシルバー」で筆塗りします。
機銃の銃口はタミヤのエナメル系の「艶消しブラック」で塗っておきます。本来は「艶消し」なんですがなんせ20年近く前の塗料なんで、経年劣化なのか思ったように艶が消えてくれません。
ロケットランチャーの発射口と反対側の噴射口も「艶消しブラック」で塗っておきます。
【爆弾を仕上げます】
機体全体は塗装後一日養生する予定ですが、小さな爆弾は乾燥しているので仕上げちゃいましょ。まずは信管を「クロームシルバー」で塗装、その後デカールを貼ります。
爆弾を一周する黄色の帯の細い部分があるので、けっこう気を遣います。部分的に曲がってしまったところもあるんですが幸いにも爆弾上部で主翼と近くほぼ目立たないのでOKです。
デカール軟化剤を塗布して2分ほど放置、湿らした綿棒で押し付けるようにして完全密着です。こちらも一日乾かしてはみ出た糊の成分を湿らした綿棒で拭き取って完成です。
さて、次回は一日養生した機体のマスキングを剥がします。これがまたけっこう緊張する瞬間なんですよね。
【準備完了】
アンテナやピトー管も「オリーブドラブ」ですので、それらに持ち手を付けて準備完了です。
【吹付開始】
いつもの通り薄目に希釈した塗料をサッと一回目で全体に吹きます。この状態では全体がムラムラです。キットのモールドを活かすためにもなるべく塗料の被膜を薄くしたいので、手間は掛かりますがこの方法を採用しています。
三回目の吹付でほぼ完了です。一応全体を見渡して吹付不良のある部分はエアブラシの吐出量を少なくして補修しておきます。
【「クロームシルバー」を塗ります】
全体的に吹いた「オリーブドラブ」はすぐに乾きますが、一応一日は養生期間として乾燥させます。その間に説明書に指定されている「クロームシルバー」で塗装するパーツの準備をして塗っちゃいましょう。
具体的には主翼に装備された機銃の銃身。機銃は片翼4門装備されていますが胴体側にある長い銃身2門が別パーツです。それと爆弾架と爆弾を吊るす金具等ですがそれらを「クロームシルバー」で筆塗りします。
機銃の銃口はタミヤのエナメル系の「艶消しブラック」で塗っておきます。本来は「艶消し」なんですがなんせ20年近く前の塗料なんで、経年劣化なのか思ったように艶が消えてくれません。
ロケットランチャーの発射口と反対側の噴射口も「艶消しブラック」で塗っておきます。
【爆弾を仕上げます】
機体全体は塗装後一日養生する予定ですが、小さな爆弾は乾燥しているので仕上げちゃいましょ。まずは信管を「クロームシルバー」で塗装、その後デカールを貼ります。
爆弾を一周する黄色の帯の細い部分があるので、けっこう気を遣います。部分的に曲がってしまったところもあるんですが幸いにも爆弾上部で主翼と近くほぼ目立たないのでOKです。
デカール軟化剤を塗布して2分ほど放置、湿らした綿棒で押し付けるようにして完全密着です。こちらも一日乾かしてはみ出た糊の成分を湿らした綿棒で拭き取って完成です。
さて、次回は一日養生した機体のマスキングを剥がします。これがまたけっこう緊張する瞬間なんですよね。
予定変更させていただきます。 [飛行機プラモ]
前回の記事で「次回は機体上面の塗装」と予告させていただきましたが、タミヤからのパーツが届きましたんで申し訳ありませんが、そちらの経緯を今回はご紹介させていただきます。ちょっと文章が長いですが、宜しければお付き合いください。
完成も近くなってきたタミヤの「リパブリックP-47Dサンダーボルト”レイザーバック”」ですが、カウルの製作において収まりの確認不足で胴体とカウルの間に隙間ができてしまったことは以前の記事で紹介させていただきました。
その対応として同じキットをヨドバシ.comで購入したわけなんですが、修正に必要なパーツはカウル本体・エンジンの前後2つ・カウル内の仕切り板の4点だけです。大部分が残った状態となってしまい、さすがにこれは勿体ないと考え、少し時間的に余裕ができたのでタミヤにパーツ請求をしました。
もちろん有料ですが国産のほとんどのメーカーでは破損してしまったり紛失してしまったパーツを請求できます。タミヤも例外ではなくキットの説明書にきちんと請求の仕方や価格等が記載されています。請求したパーツに対する支払い方法はいくつか選択肢があって、近くのカスタマーサービス取次店へ行く、直接タミヤ本社に現金書留・定額小為替(¥100以下だと切手でも可)を送付するとかなんですが近くにサービス取次店なんてないので現金書留を選択。
まずは郵便局へ行って現金書留の封筒を購入。¥21で「意外と廉いなぁ」という印象でしたが渡された封筒を見て納得。以前は頑丈そうな紙で二重になっていて、中の封筒に現金を入れるようになっていたと思いますが、今はペラペラのちょっと情けないような紙一枚の封筒です。これに硬貨なんか入れて大丈夫なのかなぁ?といったレベルです。
必要なパーツは4つですが、さすがにパーツ1つずつというわけにはいかずランナーごとの請求となります。幸い必要なパーツはAランナーに全て揃っていましたのでキットの説明書にある請求書に必要事項を記入、代金の¥580はジャラジャラしないようにマスキンテープに一列に貼って再び郵便局へ。
そこで衝撃的なことが!なんと郵送料が¥526なんです。思わず「待った!」と言いかけましたが、これでキット一つが無駄にならないんだと発送。
2/29に発送したのが3/5にパーツが到着しました。意外と早く到着したんで、さすがはタミヤと思っていたんですが・・・。
【パーツ到着】
パーツは佐川急便で届きましたが一応「こわれもの」の表示はありますが中の養生がガッカリです(幸い破損はありませんでしたけど)。ビニール袋に入ったパーツの上に薄い紙が乗せてあるだけです。よく注文するヨドバシ.comは「そこまでしなくても」と思うくらいしっかり養生して頂けるので、発送元の要求の違いなのか、運送業者(ヨドバシ.comはゆうパックです)の違いなのかは?
箱の中には封筒が同梱されていて、まず違和感を覚えたのが封筒に封がされてます。密閉された箱に同梱するのに封は必要ないんじゃないかと。
で、開封して中の書類を読んでみると支払い方法の変更のお知らせでした。今後は現金書留や少額小為替は廃止されタミヤカードへの入会か代金引換(手数料は請求者負担)とのことです。
タミヤカードとは要はクレジットカードで年会費も掛かります。そんなにパーツ請求をすることはないでしょうから入会する気はありません。あと残されたのは代金引換ですが、こちらもどうってことはないので無視でよろしいかと。
【中にこんなものが】
さらに封筒の底のほうに「振込取扱票」なるものが入っていました。金額は¥58ですけど要は郵便振り込みの用紙ですね。これに対する説明がどこにもなく、どうして良いのか分からずにタミヤ本社に電話で問い合わせました。
するとまず「この通話は録音させていただきます」との案内が流れ担当者に繋がりました。すると「お支払い金額に対する不足分の請求ですので、都合の良いときに郵便局で振り込み願います。振込手数料は掛かりません。」との説明でした。
たしかにキット付属の説明書には「価格は予告なく変更となる場合があります。」と小さく記されていますが、パーツ着荷時の封筒にしろ電話での問い合わせにしろ「今回価格改定がありまして」とか「値上げの差額分のお支払いをお願いします」とかの一文とか一言があって当然じゃないの。このご時世だから多少の値上げなんてぜんぜん容認しますよ。
それで後日、郵便局に行ったところ手数料が掛かるとの説明でした。窓口とATMで金額は異なりましたがタミヤの説明と食い違っています。
郵便局の方に事情を説明したところ青インクで印刷されているものは手数料要、赤インクで印刷されているものは手数料不要とのことです。手元にあるのは青インクで印刷されたものです。そこで「確認しますね。」と郵便局からタミヤ本社にTEL。
担当者に経緯と事情を説明したところ「手数料はお客様にご負担いただいております。」とのこと。「御社では通話を録音してらっしゃいますよね。そちらは確認していただけましたか?」と追及したところ、していないということで「しばらくお待ちください。」で待つことしばし。
結論は「今回の請求に対しての支払いは結構です。」とのこと。ナニそれ?って感じです。タミヤといえば日本を代表するプラモメーカーだし製品も素晴らしいと思うんですが、こういった対カスタマーとかアフターの対応はイマイチなのかなと思わされる出来事でした。
次回は機体上面の塗装についてご紹介しますね。冒頭申し上げた通りちょっと文章多めになっちゃいましたが、ご容赦ください。
今回のパーツ請求に掛かった費用は¥1127です。ヨドバシ.comでの購入価格は¥1130(ヨドバシでは割引価格で販売してますから)で¥3の節約です。手間を考えたら微妙ですがキットを無駄にしないという点では価値があったかな?だけどAランナーの4つのパーツ以外は余っちゃいますからね。
完成も近くなってきたタミヤの「リパブリックP-47Dサンダーボルト”レイザーバック”」ですが、カウルの製作において収まりの確認不足で胴体とカウルの間に隙間ができてしまったことは以前の記事で紹介させていただきました。
その対応として同じキットをヨドバシ.comで購入したわけなんですが、修正に必要なパーツはカウル本体・エンジンの前後2つ・カウル内の仕切り板の4点だけです。大部分が残った状態となってしまい、さすがにこれは勿体ないと考え、少し時間的に余裕ができたのでタミヤにパーツ請求をしました。
もちろん有料ですが国産のほとんどのメーカーでは破損してしまったり紛失してしまったパーツを請求できます。タミヤも例外ではなくキットの説明書にきちんと請求の仕方や価格等が記載されています。請求したパーツに対する支払い方法はいくつか選択肢があって、近くのカスタマーサービス取次店へ行く、直接タミヤ本社に現金書留・定額小為替(¥100以下だと切手でも可)を送付するとかなんですが近くにサービス取次店なんてないので現金書留を選択。
まずは郵便局へ行って現金書留の封筒を購入。¥21で「意外と廉いなぁ」という印象でしたが渡された封筒を見て納得。以前は頑丈そうな紙で二重になっていて、中の封筒に現金を入れるようになっていたと思いますが、今はペラペラのちょっと情けないような紙一枚の封筒です。これに硬貨なんか入れて大丈夫なのかなぁ?といったレベルです。
必要なパーツは4つですが、さすがにパーツ1つずつというわけにはいかずランナーごとの請求となります。幸い必要なパーツはAランナーに全て揃っていましたのでキットの説明書にある請求書に必要事項を記入、代金の¥580はジャラジャラしないようにマスキンテープに一列に貼って再び郵便局へ。
そこで衝撃的なことが!なんと郵送料が¥526なんです。思わず「待った!」と言いかけましたが、これでキット一つが無駄にならないんだと発送。
2/29に発送したのが3/5にパーツが到着しました。意外と早く到着したんで、さすがはタミヤと思っていたんですが・・・。
【パーツ到着】
パーツは佐川急便で届きましたが一応「こわれもの」の表示はありますが中の養生がガッカリです(幸い破損はありませんでしたけど)。ビニール袋に入ったパーツの上に薄い紙が乗せてあるだけです。よく注文するヨドバシ.comは「そこまでしなくても」と思うくらいしっかり養生して頂けるので、発送元の要求の違いなのか、運送業者(ヨドバシ.comはゆうパックです)の違いなのかは?
箱の中には封筒が同梱されていて、まず違和感を覚えたのが封筒に封がされてます。密閉された箱に同梱するのに封は必要ないんじゃないかと。
で、開封して中の書類を読んでみると支払い方法の変更のお知らせでした。今後は現金書留や少額小為替は廃止されタミヤカードへの入会か代金引換(手数料は請求者負担)とのことです。
タミヤカードとは要はクレジットカードで年会費も掛かります。そんなにパーツ請求をすることはないでしょうから入会する気はありません。あと残されたのは代金引換ですが、こちらもどうってことはないので無視でよろしいかと。
【中にこんなものが】
さらに封筒の底のほうに「振込取扱票」なるものが入っていました。金額は¥58ですけど要は郵便振り込みの用紙ですね。これに対する説明がどこにもなく、どうして良いのか分からずにタミヤ本社に電話で問い合わせました。
するとまず「この通話は録音させていただきます」との案内が流れ担当者に繋がりました。すると「お支払い金額に対する不足分の請求ですので、都合の良いときに郵便局で振り込み願います。振込手数料は掛かりません。」との説明でした。
たしかにキット付属の説明書には「価格は予告なく変更となる場合があります。」と小さく記されていますが、パーツ着荷時の封筒にしろ電話での問い合わせにしろ「今回価格改定がありまして」とか「値上げの差額分のお支払いをお願いします」とかの一文とか一言があって当然じゃないの。このご時世だから多少の値上げなんてぜんぜん容認しますよ。
それで後日、郵便局に行ったところ手数料が掛かるとの説明でした。窓口とATMで金額は異なりましたがタミヤの説明と食い違っています。
郵便局の方に事情を説明したところ青インクで印刷されているものは手数料要、赤インクで印刷されているものは手数料不要とのことです。手元にあるのは青インクで印刷されたものです。そこで「確認しますね。」と郵便局からタミヤ本社にTEL。
担当者に経緯と事情を説明したところ「手数料はお客様にご負担いただいております。」とのこと。「御社では通話を録音してらっしゃいますよね。そちらは確認していただけましたか?」と追及したところ、していないということで「しばらくお待ちください。」で待つことしばし。
結論は「今回の請求に対しての支払いは結構です。」とのこと。ナニそれ?って感じです。タミヤといえば日本を代表するプラモメーカーだし製品も素晴らしいと思うんですが、こういった対カスタマーとかアフターの対応はイマイチなのかなと思わされる出来事でした。
次回は機体上面の塗装についてご紹介しますね。冒頭申し上げた通りちょっと文章多めになっちゃいましたが、ご容赦ください。
今回のパーツ請求に掛かった費用は¥1127です。ヨドバシ.comでの購入価格は¥1130(ヨドバシでは割引価格で販売してますから)で¥3の節約です。手間を考えたら微妙ですがキットを無駄にしないという点では価値があったかな?だけどAランナーの4つのパーツ以外は余っちゃいますからね。
機体上面塗装の準備をします。 [飛行機プラモ]
この日は機体上部の「オリーブドラブ」を吹く準備をします。まずは簡単な水平尾翼から・・・。
【水平尾翼】
水平尾翼の裏面をマスキングテープでマスクします。で、胴体に固定するための差込用部分を眼鏡クリップで挟んで持ち手を確保して準備完了です。
続いて機体本体で、まずは主翼からです。
【主翼のマスキング】
今回は上下二色の塗り分で、前縁は直線なのでタミヤの幅1.0cmのマスキングテープを使っています。主翼前縁から始めますが、途中に機銃がありますのでまずはそこまで。それを避けて主翼前縁は完了です。
主翼後縁は付根のフラップ部分はほぼ直線ですが、翼端に向けて緩い曲線になっています。で、マスキングテープも二段階に分けています。後後の縁をマスキングできたら中央部分は迷彩用に印刷した型紙の余白を使って要所をマスキングテープで固定して覆っておきます。
これで主翼部分の準備は完了です。
【迷彩部分】
胴体側面は予め作成しておいた型紙でマスクします。まずは型紙を切り出して細切りした両面テープで貼り付け。吹付時に動かないようにマスキングテープで固定して、残った胴体下面もマスキングして機体上面の「オリーブドラブ」吹付の準備完了です。
その他の小さなパーツも「オリーブドラブ」で塗装するものがありますので、そちらも忘れないように・・・。
【小さなパーツ】
キャノピー、爆弾、ロケットランチャー、アンテナ、ピトー管もそれぞれ持ち手を付けて吹付に備えます。
次回は実際に機体上面を吹く様子をご紹介したいと思います。
【水平尾翼】
水平尾翼の裏面をマスキングテープでマスクします。で、胴体に固定するための差込用部分を眼鏡クリップで挟んで持ち手を確保して準備完了です。
続いて機体本体で、まずは主翼からです。
【主翼のマスキング】
今回は上下二色の塗り分で、前縁は直線なのでタミヤの幅1.0cmのマスキングテープを使っています。主翼前縁から始めますが、途中に機銃がありますのでまずはそこまで。それを避けて主翼前縁は完了です。
主翼後縁は付根のフラップ部分はほぼ直線ですが、翼端に向けて緩い曲線になっています。で、マスキングテープも二段階に分けています。後後の縁をマスキングできたら中央部分は迷彩用に印刷した型紙の余白を使って要所をマスキングテープで固定して覆っておきます。
これで主翼部分の準備は完了です。
【迷彩部分】
胴体側面は予め作成しておいた型紙でマスクします。まずは型紙を切り出して細切りした両面テープで貼り付け。吹付時に動かないようにマスキングテープで固定して、残った胴体下面もマスキングして機体上面の「オリーブドラブ」吹付の準備完了です。
その他の小さなパーツも「オリーブドラブ」で塗装するものがありますので、そちらも忘れないように・・・。
【小さなパーツ】
キャノピー、爆弾、ロケットランチャー、アンテナ、ピトー管もそれぞれ持ち手を付けて吹付に備えます。
次回は実際に機体上面を吹く様子をご紹介したいと思います。