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残りのデカールと灯火 [飛行機プラモ]

 いよいよ大詰めになってきたP-47Dの製作ですが、残りのデカールと灯火類を仕上げて行きます。

【カウル】
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02‗個人マーク.jpg

 まずは下地の白のデカールを貼ったカウルに個人マークのデカールを貼ります。乾燥している下地を平筆を使って濡らしておきます。こうするとデカールが取り敢えずパーツに付いてくれます。
 その後、指やピンセットを使って位置調整。位置が決まったところで湿らした綿棒の腹を転がしてデカールとパーツの間の水を絞り出して行きます。デカールが動かなくなったのを確認してデカール軟化剤を塗布、二分くらい放置して軟化剤を拭き取って完全密着です。



【翼端灯】
03‗翼端灯下地.jpg

 翼端灯の下地をエナメル系の「ホワイト」で塗っておきます。でこのキットは左右の翼端灯がクリアパーツで用意されていますが、これがまた曲者です。とても小さいので指で挟むとヤスリはかけられません。かといってほとんどが曲面なのでピンセットでも無理です。で、ゲート部分はカッティングマットにパーツを爪で押し付けて動かないようにしてデザインナイフでカットしました。


【着陸灯】
04‗着陸灯.jpg

05‗着陸灯完了.jpg

 着陸灯はまずはタミヤのエナメル系塗料「クロームシルバー」で内部を塗装、乾いたらはみ出した部分をペトロールを湿した綿棒で拭き取り、用意されてるクリアパーツのカバーを接着して完了です。



【翼下の灯火】
06‗翼下の灯火下地.jpg

07‗使用する塗料.jpg

08‗塗装.jpg

09‗はみ出しの拭取り.jpg

 次は翼下の灯火三色です。まずはタミヤカラーのエナメル系「ホワイト」で下塗り。キットではモールドですが開口してしまっているので、嵩上げも兼ねて厚めに二度塗りしています。
 使用する塗料はこれまたタイヤのエナメル系「レッド」「グリーン」「オレンジ」です。「グリーン」はなんの目的で在庫があるのか分かりませんが、これだけ「フラット(艶消し)」です。まぁ、塗装する面積が小さいので気にしないでおきましょう。
 塗装が完了して乾いたら、またまたはみ出た部分をペトロールで拭き取って完了です。


【排気口】
10‗排気口.jpg

11‗塗装.jpg

12‗完了.jpg

 胴体下の排気タービン過給器排気口を塗装します。おそらく相当な高温の排気なので違う材料か耐熱塗装が施されているんだと思います。
 説明書の塗装図ではタミヤカラーの「フラットレッド」と「メタリックグレイ」を1:5で調色したものとなっていますが、残念ながらどちらも在庫がありません。「赤味がかった銀だろう」ということでGSIクレオスの「シルバー」に「レッド」を面相筆一滴くらいを垂らして誤魔化しました。


【その他の灯火】
13‗尾端灯.jpg

14‗完了.jpg

15‗編隊灯.jpg

16‗完了.jpg

 説明書の塗装図にはありませんが垂直尾翼には尾端灯、コックピット後方には編隊灯のモールドがあります。こちらを両方ともタミヤのエナメル系「クロームシルバー」をちょこんと塗っています。




 さて、これで塗装作業はほとんど完了です。次回からはいよいよ組立て行きたいと思います。



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