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デカールを貼り始めます。 [飛行機プラモ]

 灯火類を残して塗装作業も完了しましたので、デカールを貼り始めます。

【カウル】
01‗カウル.jpg

 この機体はカウルに大きな個人マークが描かれています。まずはその下地となる白いデカールから始めますが、これが最初の関門です。
 カウルをぐるりと一周する白い帯が難題です。帯は直線にせねばならず、さらには帯の両端はピッタリと合わさっていなければなりません。デカールとカウルの間に水を差しつつ位置を調整しますが、帯を直線にすると端の両端が合わず、両端を合わすと直線になりません。両端を合わすことを優先させて少し帯が曲がってしまいました。
 さらにカウルは先端に向けて少し細く絞られていますがデカールは平面です。なので画像では先端部分のデカールが一部浮いています。そこでデカール軟化剤を塗布、浮いている部分を湿らした綿棒の先端で押さえつつ密着させて行きます。この段階でデカールにシワが寄ったり重なったりすると修復はほぼ不可能なので、慎重に。結果としてはカウルにデカールを密着することができました。


【主翼上面】
02‗左翼.jpg

03‗フラップ.jpg

 続いて主翼上面ですが、こちらは平面に平面の貼り付けなので問題なく完了。フラップ付根の赤いマークは「乗るな!」の注意書きだと思います。


【主翼下面】
04‗機体下面.jpg

05‗外側から.jpg

06‗内側と動翼部.jpg

07‗薬莢排出口.jpg

 さてさて第二関門は主翼下面の国籍マークです。かなり大きく爆弾架を挟んでいますので、デカールが三分割になっています。そこでまずは爆弾架を接着します。
 そして外側から国籍マークを貼って行きます。この辺の合いはさすがはタミヤでバッチリですね。そして残りの内側と補助翼部分を。これもなんとか無事に貼ることができました。
 デカールが生乾きとなった時点でデカールで隠れてしまっている薬莢排出口をデザインナイフで開口しておきます。それと未だに用途不明な灯火がデカールで塞がれていますので、そちらも開口。


【胴体の国籍マーク】
08‗胴体の国籍マーク.jpg

09‗排気口部.jpg

10‗垂直尾翼.jpg

11‗機体ナンバー.jpg

 第三の関門は胴体側面の国籍マークです。こちらには機首から取り込んだ滑油冷却空気の排出口があり複雑な凹凸が施されておりデカールもそれに合わせて三分割されています。
 まずはその三分割されたデカールを貼って行きますが、ある程度乾燥した時点で他の部分の部隊記号、垂直尾翼の白いラインや機体ナンバーを貼っておきます。


【胴体側面の調整】
12‗以前調合した塗料.jpg

13‗排気口部を微調整.jpg

 以前、迷彩塗装の分割箇所を間違ってしまって、それを修正するために国籍マークのデカールに直にマスキングテープを貼ってしまって失敗したことがありました。その時に調色した濃い「ブルー」が残してありましたので、胴体側面の国籍マーク廻りを調整します。
 画像ではほとんど分からないかもしれませんが「ココは「オリーブドラブ」ではなく国籍マークの濃い「ブルー」だろ」みたいなところを調整しています。


【小さなデカールも】
14‗機銃番号.jpg

 記事では紹介しきれていませんが小さなデカールも合間合間に貼っています。画像は主翼の機銃の番号ですね。



 さて、いろいろとあった機体ですが完成間近です。
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