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 次のお題はヨドバシ.comで三機まとめて購入した米国空軍機の二機目「ノースアメリカンP-51Dマスタング」です。

【P-51D】
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 タミヤの飛行機のキットの箱絵はイラストではなく完成写真ですね。商品の表面に掲載するんですから、よっぽどの達人が製作してるんだと思います。ん~、たしかにスキがない。
 この機体は大昔は「ムスタング」と呼ばれていました。スペルは「MUSTANG」なのでローマ字読みすると「ムスタング」ですが今は「マスタング」が一般的なようです。多分「マスタング」のほうが本来の英語の発音に近いんでしょうね。
 1992年刊行の手持ちの実機資料も、もちろんキットの説明書も「マスタング」と表記されています。さてそんな中、古いデカールのストックの中からこんなものが出てきました。


【別売デカール】
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 米国のスーパースケールインターナショナル社の「P-51D」用の別売デカールです。なぜこのデカールを購入したのかは今になっては謎ですが、おそらく20年以上前に購入したものです。
 マーキングが異なる四種類のデカールがセットになっています。そのうちの一種類を使ってキットには無い機体に仕上げたいと思います。なにしろ古いデカールですので経年劣化が心配ですが、未開封の状態で保存されているので、おそらく大丈夫かと。


【塗料のチェック】
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 今回の機体作成にあたって使用する塗料をチェックします。なんせ20年モノの塗料も混在していますので、一色ずつ確認して必要に応じて溶剤を加えて濃度を調整しておきます。


【パーツの切り出し】
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 私の場合、まずはすべてのパーツをランナーから切り出してしまいます。そして部位別にフィルムケースに保管。これからは「ゲート処理」という地味な作業がしばらく続きます。


【パーツ洗浄】
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 胴体、主翼などの主要パーツは一応中性洗剤を使って洗っておきます。


【ゲート処理とは】
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 今のキットのほとんどは外枠に大きなランナーがあり、それに直接モールドされてパーツがあったり内側に伸びたランナーにパーツがモールドされている場合が多いです。
 ランナーとパーツの接続部を「ゲート」と言います。画像は水平尾翼がこんな感じ。モデラーさんによって処理の仕方は様々だと思いますが、まずはデザインナイフを使ってパーツのギリギリまでいらない部分をカット。その後ヤスリを使って仕上げます。
 でも、こんな小さなパーツにもゲートはあるので、単調ではありますが気を抜けない作業です。
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