仕上げの塗装開始です。 [飛行機プラモ]
仕上げ塗装の開始です。まずはキャノピーから。
【キャノピー】
以前の記事でご紹介しましたが後ろのパーツが長くて収まらなかったので窓枠一本を削っています。そこはちゃんと直線になるように慎重にマスク。その後はセロテープを貼ってパーツの窓枠のラインに沿ってデザインナイフでカットして行きます。内側もマスキングテープで覆っておきます。
でもって、キットの説明書指定のコックピットの塗装色「グリーン」を吹いてキャノピーは最終的な外装色を吹くまで乾燥させておきます。
【型紙作成】
型紙といってもこの機体は上下二色の塗り分けです。それでも型紙を使用したほうが楽なので準備します。説明書の塗装図とキットの実寸から比例計算して説明書を拡大コピーして型紙完了です。
【機体下面の塗装】
機体下面の「ニュートラルグレイ」を吹き付ける準備をします。具体的には爆弾架と燃料の増槽架に吹付時の持ち手を付けています。
で、一回目の吹付はこんな感じでかなりムラムラです。以前にも何回かご紹介しましたが私が吹付に使用している塗料はかなり薄く希釈しています。三回目くらいでこんな感じで吹付完了です。
【主脚格納庫の塗装】
機体下面の「ニュートラルグレー」が乾いた状況で主脚格納庫の塗装を準備します。まずは格納庫周辺をメンディングテープでマスク。メンディグテープを使っているのは、この後格納庫部分をデザインナイフで切り抜くんですが、セロテープに比べて切り易い感じだからです。
周囲に塗料の飛散防止でマスキング。こちらも三回くらいの吹付で完了です。塗料が乾燥後にマスキングを剥がしますがマスク不良のため吹きこぼれが数か所あります。こちらは筆で修正しておきます。
機体下面の塗装も完了したので、次回は上面の塗装を紹介したいと思います。これが終われば安心と思われるかもしてませんが、このキット、デカールがかなり難題なんです。
デカールの質事態はプロペラ等で問題が無いことは確認済みなんですが・・・。
【キャノピー】
以前の記事でご紹介しましたが後ろのパーツが長くて収まらなかったので窓枠一本を削っています。そこはちゃんと直線になるように慎重にマスク。その後はセロテープを貼ってパーツの窓枠のラインに沿ってデザインナイフでカットして行きます。内側もマスキングテープで覆っておきます。
でもって、キットの説明書指定のコックピットの塗装色「グリーン」を吹いてキャノピーは最終的な外装色を吹くまで乾燥させておきます。
【型紙作成】
型紙といってもこの機体は上下二色の塗り分けです。それでも型紙を使用したほうが楽なので準備します。説明書の塗装図とキットの実寸から比例計算して説明書を拡大コピーして型紙完了です。
【機体下面の塗装】
機体下面の「ニュートラルグレイ」を吹き付ける準備をします。具体的には爆弾架と燃料の増槽架に吹付時の持ち手を付けています。
で、一回目の吹付はこんな感じでかなりムラムラです。以前にも何回かご紹介しましたが私が吹付に使用している塗料はかなり薄く希釈しています。三回目くらいでこんな感じで吹付完了です。
【主脚格納庫の塗装】
機体下面の「ニュートラルグレー」が乾いた状況で主脚格納庫の塗装を準備します。まずは格納庫周辺をメンディングテープでマスク。メンディグテープを使っているのは、この後格納庫部分をデザインナイフで切り抜くんですが、セロテープに比べて切り易い感じだからです。
周囲に塗料の飛散防止でマスキング。こちらも三回くらいの吹付で完了です。塗料が乾燥後にマスキングを剥がしますがマスク不良のため吹きこぼれが数か所あります。こちらは筆で修正しておきます。
機体下面の塗装も完了したので、次回は上面の塗装を紹介したいと思います。これが終われば安心と思われるかもしてませんが、このキット、デカールがかなり難題なんです。
デカールの質事態はプロペラ等で問題が無いことは確認済みなんですが・・・。
胴体とカウルを合体 [飛行機プラモ]
さて、今回は胴体とカウルを合体させることが目標ですが、その前に少し作業を・・・。
【脚収納庫カバーの塗装】
脚収納庫カバーの塗装をします。まずは外側となる部分にこの機体の下面色である「ニュートラルグレー」を吹きます。塗料が乾いたら外側をテープでマスキング。その後内側部分に「機体内部色」を吹きます。
このときにカウル内部の「機体内部色」も一緒に吹いておきます。
【カウルの収まりを確認】
ランナーから切り出してゲート部分を処理しただけのカウルと胴体の合いを念のため確認しておきます。なんの問題も無くスッキリ収まりますね。前回の失敗が悔やまれるばかりです。
【カウル内部】
エンジン・カウル・内部の仕切り板の工作や塗装の過程は以前の記事でご紹介した内容とまったく同じなので、今回は割愛させていただきました。
で、問題となったカウル内の中仕切り板ですが、今回は四点に接着剤を点付けして接着剤が生乾きの状態で胴体との収まりを確認。隙間も発生せず収まりましたのでエンジンを搭載。その後サラサラ系接着剤を流し込んで完全固定させます。
【カウルのマスキング】
このあたりから以前の記事で紹介した内容と重複しますが、カウルのマスキングです。説明書の塗装図とキットの実寸を測って機首部分の塗り分けラインを決定します。
まずは1.0mmにプレカットされたマスク材でカウリングを一周。次に2.0mmのマスク材でマスキングの範囲を拡張して、最終的には1cm幅のマスキングテープでカウルの前面を塞いでおきます。
【胴体とカウルの合体】
胴体とカウルの合体ですが、各工程ごとに確認作業を今回は行いましたので問題なく完了です。
やっと「士」の字になったという感じですが、キャノピーのマスキングや塗装、機体上下の塗り分けのためのマスキングやら、まだまだやらなければいけない作業ががあります。
次回は窓枠一列削ってしまったキャノピーのマスキングや、全体塗装への準備をご紹介できたらと思っています。
【脚収納庫カバーの塗装】
脚収納庫カバーの塗装をします。まずは外側となる部分にこの機体の下面色である「ニュートラルグレー」を吹きます。塗料が乾いたら外側をテープでマスキング。その後内側部分に「機体内部色」を吹きます。
このときにカウル内部の「機体内部色」も一緒に吹いておきます。
【カウルの収まりを確認】
ランナーから切り出してゲート部分を処理しただけのカウルと胴体の合いを念のため確認しておきます。なんの問題も無くスッキリ収まりますね。前回の失敗が悔やまれるばかりです。
【カウル内部】
エンジン・カウル・内部の仕切り板の工作や塗装の過程は以前の記事でご紹介した内容とまったく同じなので、今回は割愛させていただきました。
で、問題となったカウル内の中仕切り板ですが、今回は四点に接着剤を点付けして接着剤が生乾きの状態で胴体との収まりを確認。隙間も発生せず収まりましたのでエンジンを搭載。その後サラサラ系接着剤を流し込んで完全固定させます。
【カウルのマスキング】
このあたりから以前の記事で紹介した内容と重複しますが、カウルのマスキングです。説明書の塗装図とキットの実寸を測って機首部分の塗り分けラインを決定します。
まずは1.0mmにプレカットされたマスク材でカウリングを一周。次に2.0mmのマスク材でマスキングの範囲を拡張して、最終的には1cm幅のマスキングテープでカウルの前面を塞いでおきます。
【胴体とカウルの合体】
胴体とカウルの合体ですが、各工程ごとに確認作業を今回は行いましたので問題なく完了です。
やっと「士」の字になったという感じですが、キャノピーのマスキングや塗装、機体上下の塗り分けのためのマスキングやら、まだまだやらなければいけない作業ががあります。
次回は窓枠一列削ってしまったキャノピーのマスキングや、全体塗装への準備をご紹介できたらと思っています。
大事故勃発! [飛行機プラモ]
この日は、まずは下塗りの#1000のサーフェイサを吹きます。
【サーフェイサ吹付】
胴体はカウル取付用の突起がありますので、大き目の眼鏡クリップで持ち手を確保。水平尾翼も差込部分を眼鏡クリップで挟んで準備完了です。まずは全体的にサァ~っと吹いて三回の吹付で下地は完了です。
【「レッド」の塗装】
この機体は機首と垂直尾翼の方向舵が「レッド」でマーキングされているので、下塗りが乾いたのを確認して吹きます。
在庫の「レッド」は艶有りなんで乾いた段階で「半艶消しクリア」を吹いておきます。ちょっと面倒なんですが説明書ではカウルの内側を「ホワイト」で縁取りするよう指示が・・・。面相筆に塗料を含ませて筆先の腹の部分で一週させます。ちょっと乱れた分部は筆でタッチアップしておきます。
【マスキング開始】
ここで機首部分のマスキング開始です。説明書の塗装図とキットのパーツの実寸を測って塗分けラインを決定してまずは1.0mm幅のテープでグルリと一周。さらに2.0mm幅のテープでマスキングを拡張しておきます。
この時点でカウルを上下に仕切る仕切り版とエンジンを装着。
カウルの前面もマスキングして次工程に備えます。
【垂直尾翼のマスキング】
垂直尾翼の方向舵も「半艶消しクリア」の乾燥を待ってマスキングしておきます。上部が曲線になっているのでちょっとやっかいですが1.0mm幅のテープでマスクして、後はマスキンギテープを斬った貼ったして完了です。
【ここで大事件勃発!】
この状態でカウルと胴体を仮組してみますが、なんと1.0mm以上の隙間が発生。これはまさに大事件です!調べてみるとカウル内を上下に仕切るパーツが正しい位置に接着されていないことが原因と判明しました。
ちょっと後方に固定されてしまっていて、これが胴体パーツと干渉して隙間が発生したようです。なんとか修正できないか試みましたが、問題のパーツがカウルの内側のかなり奥にガッチリとどうしようもない状態です。
「これは仕方ない、パーツ請求するか。」と思い、説明書を読んでみます。パーツ請求はランナーごとに行えて今回必要なのは全てAランナーに含められているので、それはラッキーなんですがキットの購入価格(ヨドバシ.comでは値引価格で販売してますからね)の半額くらいするんです。
カスタマーサービス店に依頼するかなんですが、近所にはありません。なので現金書留でタミヤ本社に郵送です。時間も手間も掛かりそうなので「えぇ~い、もう一機キット買っちゃえ。」ということで衝動的にヨドバシ.comでプチ。今は翌日配送はしていないんですが、午前中に発注したためか翌日に届きました。
【新着キット】
早速、必要なパーツを切り出します。
このままではほとんどが無駄になってもったいないので、時間に余裕があるときに正規のパーツ請求を行いたいと思います。
幸い、キットには違うパターンの塗装とマーキングが用意されてますんで・・・。
【サーフェイサ吹付】
胴体はカウル取付用の突起がありますので、大き目の眼鏡クリップで持ち手を確保。水平尾翼も差込部分を眼鏡クリップで挟んで準備完了です。まずは全体的にサァ~っと吹いて三回の吹付で下地は完了です。
【「レッド」の塗装】
この機体は機首と垂直尾翼の方向舵が「レッド」でマーキングされているので、下塗りが乾いたのを確認して吹きます。
在庫の「レッド」は艶有りなんで乾いた段階で「半艶消しクリア」を吹いておきます。ちょっと面倒なんですが説明書ではカウルの内側を「ホワイト」で縁取りするよう指示が・・・。面相筆に塗料を含ませて筆先の腹の部分で一週させます。ちょっと乱れた分部は筆でタッチアップしておきます。
【マスキング開始】
ここで機首部分のマスキング開始です。説明書の塗装図とキットのパーツの実寸を測って塗分けラインを決定してまずは1.0mm幅のテープでグルリと一周。さらに2.0mm幅のテープでマスキングを拡張しておきます。
この時点でカウルを上下に仕切る仕切り版とエンジンを装着。
カウルの前面もマスキングして次工程に備えます。
【垂直尾翼のマスキング】
垂直尾翼の方向舵も「半艶消しクリア」の乾燥を待ってマスキングしておきます。上部が曲線になっているのでちょっとやっかいですが1.0mm幅のテープでマスクして、後はマスキンギテープを斬った貼ったして完了です。
【ここで大事件勃発!】
この状態でカウルと胴体を仮組してみますが、なんと1.0mm以上の隙間が発生。これはまさに大事件です!調べてみるとカウル内を上下に仕切るパーツが正しい位置に接着されていないことが原因と判明しました。
ちょっと後方に固定されてしまっていて、これが胴体パーツと干渉して隙間が発生したようです。なんとか修正できないか試みましたが、問題のパーツがカウルの内側のかなり奥にガッチリとどうしようもない状態です。
「これは仕方ない、パーツ請求するか。」と思い、説明書を読んでみます。パーツ請求はランナーごとに行えて今回必要なのは全てAランナーに含められているので、それはラッキーなんですがキットの購入価格(ヨドバシ.comでは値引価格で販売してますからね)の半額くらいするんです。
カスタマーサービス店に依頼するかなんですが、近所にはありません。なので現金書留でタミヤ本社に郵送です。時間も手間も掛かりそうなので「えぇ~い、もう一機キット買っちゃえ。」ということで衝動的にヨドバシ.comでプチ。今は翌日配送はしていないんですが、午前中に発注したためか翌日に届きました。
【新着キット】
早速、必要なパーツを切り出します。
このままではほとんどが無駄になってもったいないので、時間に余裕があるときに正規のパーツ請求を行いたいと思います。
幸い、キットには違うパターンの塗装とマーキングが用意されてますんで・・・。
胴体と主翼を合体させます。 [飛行機プラモ]
この日の主な工作は胴体と主翼を合体させることですが、その前にいくつかの作業を・・・。
【モールドの復元】
胴体左右のパーツを接着した時の接着剤のはみ出し、接着剤の塗布量が少なくて溶きパテを盛った部分をサンドペーパーで均します。その際消えてしまったパネルラインのモールドを復元させます。
主翼は均しの作業は完了しているんですがモールドの復元は未了なので、同時に行います。このキットのモールドは非常に繊細なので、お馴染みの極薄三角ステンレス製鋸で途中で途切れてしまっているモールドを繋いで行きます。
【キャノピー】
この時点でキャノピーを仮組してみますが収まりません。後部のパーツが長過ぎるようです。なので様子を見ながら金ヤスリで少しずつ削り合わせて行きます。結局窓枠一本分を削ってようやく収まりました。
タミヤのキットでこういった事象は珍しいと思います。
【アンテナ取付穴開口】
ここでコックピット後方のアンテナ取付用の穴が無いことに気が付きます。接着剤で埋まったわけではなく元々無かったんじゃないかなと思います。これもタミヤとしてはいかがなものかと思います。
少し小さめのドリルでピンバイスを使って開口、アンテナのパーツの取付用凸部分との様子を見ながら針ヤスリで開口部を広げて寸法を調整しておきます。
【胴体と主翼合体】
さて、今回のメインテーマである胴体と主翼の合体です。前回の痛恨のミスだった胴体を貫通する桁をなんとかリカバリーできたので無事に合体することができました。これでもし桁を貫通させることができていなかったら、このキットはお蔵入りだったでしょうね。
まずは主翼下面と桁に通常の接着剤を塗布。主翼を差し込むと桁のお蔭で上反角も決まり強度的にも問題ナシです。主翼上面と胴体の間にはサラサラ系決着材を流し込みます。
それでも下面には小さな段差、上面には隙間が発生しましたので溶きパテも盛って乾燥後にサンドペーパーで均しておきます。
【マスキング開始】
ここまで進捗したんで下塗りに備えてマスキング開始です。まずはカウル内部ですが上下で異なる色で塗り分けられていますので内部を完全にマスク。
コックピットはティッシュを詰め込んでマスキングテープでティッシュを保護しながら周囲をマスクしておきます。尾輪格納庫はパーツ割りの関係だと思いますが奥が深い々々。ティッシュがどんどん入って行っちゃいます。ほんとうはパンパンまでティッシュを突込みたいところですがフワフワ状態でマスキングテープで保護しておきます。
これで下塗りの準備も整いましたので、次回はサーフェイサを吹きたいと思います。
【モールドの復元】
胴体左右のパーツを接着した時の接着剤のはみ出し、接着剤の塗布量が少なくて溶きパテを盛った部分をサンドペーパーで均します。その際消えてしまったパネルラインのモールドを復元させます。
主翼は均しの作業は完了しているんですがモールドの復元は未了なので、同時に行います。このキットのモールドは非常に繊細なので、お馴染みの極薄三角ステンレス製鋸で途中で途切れてしまっているモールドを繋いで行きます。
【キャノピー】
この時点でキャノピーを仮組してみますが収まりません。後部のパーツが長過ぎるようです。なので様子を見ながら金ヤスリで少しずつ削り合わせて行きます。結局窓枠一本分を削ってようやく収まりました。
タミヤのキットでこういった事象は珍しいと思います。
【アンテナ取付穴開口】
ここでコックピット後方のアンテナ取付用の穴が無いことに気が付きます。接着剤で埋まったわけではなく元々無かったんじゃないかなと思います。これもタミヤとしてはいかがなものかと思います。
少し小さめのドリルでピンバイスを使って開口、アンテナのパーツの取付用凸部分との様子を見ながら針ヤスリで開口部を広げて寸法を調整しておきます。
【胴体と主翼合体】
さて、今回のメインテーマである胴体と主翼の合体です。前回の痛恨のミスだった胴体を貫通する桁をなんとかリカバリーできたので無事に合体することができました。これでもし桁を貫通させることができていなかったら、このキットはお蔵入りだったでしょうね。
まずは主翼下面と桁に通常の接着剤を塗布。主翼を差し込むと桁のお蔭で上反角も決まり強度的にも問題ナシです。主翼上面と胴体の間にはサラサラ系決着材を流し込みます。
それでも下面には小さな段差、上面には隙間が発生しましたので溶きパテも盛って乾燥後にサンドペーパーで均しておきます。
【マスキング開始】
ここまで進捗したんで下塗りに備えてマスキング開始です。まずはカウル内部ですが上下で異なる色で塗り分けられていますので内部を完全にマスク。
コックピットはティッシュを詰め込んでマスキングテープでティッシュを保護しながら周囲をマスクしておきます。尾輪格納庫はパーツ割りの関係だと思いますが奥が深い々々。ティッシュがどんどん入って行っちゃいます。ほんとうはパンパンまでティッシュを突込みたいところですがフワフワ状態でマスキングテープで保護しておきます。
これで下塗りの準備も整いましたので、次回はサーフェイサを吹きたいと思います。
小さな忘れ物、大きな忘れ物。 [飛行機プラモ]
今回は説明書で指示されているタミヤカラーの「フラットアルミ」をまとめて塗っちゃいたいと思います。もうずいぶんと昔のことなのでナニに使ったかは記憶はありませんがエナメル系のタミヤカラーは数色在庫があります。
それでも溶剤が揮発して使い物にならないものもありましたので、ヨドバシ.comでエナメル用溶剤を購入して適当な濃度に希釈して使えるようにしました。
【小さな忘れ物】
「フラットアルミ」を筆で塗装しますが、メタル系の塗料って小面積だと意外と筆ムラが目立ちません。具体的には脚類の支柱と胴体下の燃料の増槽です。塗料が乾燥するのを待って尾輪のタイヤも「艶消しブラック」で塗装しちゃいましょう。こちらはGSIクレオスのラッカー系の塗料を使っています。
ここで小さな忘れ物です。パーツを部位別に保管しているフィルムケースの底に主脚柱をサポートする小さなパーツを発見しました。眼鏡クリップで挟んで塗っておきます。
【タイヤの接着】
主脚柱の塗料も乾燥したので、塗装済みのタイヤを接着しちゃいます。
以前の記事でもご紹介しましたが当機のエンジンは超強力で、それに伴ってプロペラも巨大化し直径が3.71mあります。そのため主脚を長くしないとプロペラが地面に接触してしまいます。また当機は底翼機(胴体底部に主翼が付いている)ではなく中翼機(胴体中程に主翼がついている)に近く、さらには主翼に上反角が付いています。
これらの複合的な要因によってかなり長い主脚が必要となるんですが、これを主翼内に格納しようとすると相当なスペースが必要で装備する機銃、その弾数、主翼内燃料のタンク容量など影響が大きいです。そのためこの機体では主脚柱が離着陸時に23cm伸縮する機能を備えていて諸問題を解決しています。
当時の日本の「紫電」も同様な問題を抱えていて伸縮する主脚を開発していましたが、どうも信頼性の高いものが出来ず、低翼機に改造した「紫電改」が生まれました。
【ここで胴体左右接着】
この段階で胴体の左右を接着剤ムニュムニュ作戦で接着です。接着面に接着剤がはみ出ますので輪ゴム等は使用できないので要所々々を眼鏡クリップで固定して乾燥を待ちます。
【大きな忘れ物】
ここで大きな忘れ物に気付きます。それは胴体を貫通し主翼を固定するための桁を仕込むのを忘れた、というか認識にありませんでした。前述のように本機は中翼機に近いのでこれが無いと主翼を固定できません。
本来は胴体パーツの内側でこのパーツを固定するための突起やアッチコッチを削ってなんとか胴体を貫通できる状態に・・・。一部は主脚格納庫になりますので「機体内部色」で塗装、なんとか貫通させて胴体外部の小さい箇所にサラサラ系接着剤を流し込みます。糊代が小さかったので心配でしたが、けっこうガッチリ、これなら主翼の固定にも強度的に耐えられそうです。
サラサラ系接着剤はタミヤのものの在庫があったんですが、経年劣化のためかまったく接着力が無くなっていて、その他数点と一緒にヨドバシ.comで購入していたので助かりました。
いやぁ~、説明書はしっかり読んで理解し覚えておかないといけないなぁと改めて実感しました。
【一部にパテ盛り】
接着剤の塗布量がが不足していてムニュムニュ状態にならなかった部分に溶きパテを盛っておきます。これらが完全乾燥したら胴体左右の接着面を整形しようと思います。
今回のミスはかなりにピンチでしたが、なんとか乗り切れて良かったです。
それでも溶剤が揮発して使い物にならないものもありましたので、ヨドバシ.comでエナメル用溶剤を購入して適当な濃度に希釈して使えるようにしました。
【小さな忘れ物】
「フラットアルミ」を筆で塗装しますが、メタル系の塗料って小面積だと意外と筆ムラが目立ちません。具体的には脚類の支柱と胴体下の燃料の増槽です。塗料が乾燥するのを待って尾輪のタイヤも「艶消しブラック」で塗装しちゃいましょう。こちらはGSIクレオスのラッカー系の塗料を使っています。
ここで小さな忘れ物です。パーツを部位別に保管しているフィルムケースの底に主脚柱をサポートする小さなパーツを発見しました。眼鏡クリップで挟んで塗っておきます。
【タイヤの接着】
主脚柱の塗料も乾燥したので、塗装済みのタイヤを接着しちゃいます。
以前の記事でもご紹介しましたが当機のエンジンは超強力で、それに伴ってプロペラも巨大化し直径が3.71mあります。そのため主脚を長くしないとプロペラが地面に接触してしまいます。また当機は底翼機(胴体底部に主翼が付いている)ではなく中翼機(胴体中程に主翼がついている)に近く、さらには主翼に上反角が付いています。
これらの複合的な要因によってかなり長い主脚が必要となるんですが、これを主翼内に格納しようとすると相当なスペースが必要で装備する機銃、その弾数、主翼内燃料のタンク容量など影響が大きいです。そのためこの機体では主脚柱が離着陸時に23cm伸縮する機能を備えていて諸問題を解決しています。
当時の日本の「紫電」も同様な問題を抱えていて伸縮する主脚を開発していましたが、どうも信頼性の高いものが出来ず、低翼機に改造した「紫電改」が生まれました。
【ここで胴体左右接着】
この段階で胴体の左右を接着剤ムニュムニュ作戦で接着です。接着面に接着剤がはみ出ますので輪ゴム等は使用できないので要所々々を眼鏡クリップで固定して乾燥を待ちます。
【大きな忘れ物】
ここで大きな忘れ物に気付きます。それは胴体を貫通し主翼を固定するための桁を仕込むのを忘れた、というか認識にありませんでした。前述のように本機は中翼機に近いのでこれが無いと主翼を固定できません。
本来は胴体パーツの内側でこのパーツを固定するための突起やアッチコッチを削ってなんとか胴体を貫通できる状態に・・・。一部は主脚格納庫になりますので「機体内部色」で塗装、なんとか貫通させて胴体外部の小さい箇所にサラサラ系接着剤を流し込みます。糊代が小さかったので心配でしたが、けっこうガッチリ、これなら主翼の固定にも強度的に耐えられそうです。
サラサラ系接着剤はタミヤのものの在庫があったんですが、経年劣化のためかまったく接着力が無くなっていて、その他数点と一緒にヨドバシ.comで購入していたので助かりました。
いやぁ~、説明書はしっかり読んで理解し覚えておかないといけないなぁと改めて実感しました。
【一部にパテ盛り】
接着剤の塗布量がが不足していてムニュムニュ状態にならなかった部分に溶きパテを盛っておきます。これらが完全乾燥したら胴体左右の接着面を整形しようと思います。
今回のミスはかなりにピンチでしたが、なんとか乗り切れて良かったです。
主翼を組立ます。 [飛行機プラモ]
さて、この日は主翼を組立てます。今回は「地上攻撃型」をチョイスしましたので、翼下の装備が満載です。そのための取付用の穴の開口から始めましょう。
【翼下装備品用の取付穴開口】
一番外側の爆弾架は1.2mm径、その内側のロケットランチャーは0.8mm径と説明書で指定されています。ドリル刃セットの一番細い0.3mm径のものは昔、工作時に折ってしまって廃棄したのは記憶しているんですが、なぜか1.2mm径の刃が見当たりません。この太さだと折れることはまずあり得ませんので、いったいどこへ行ってしまったんでしょうか。
しょうがないので1.0mm径の刃で開口して、針ヤスリで1.2mmまで拡張して対応します。
【パーツ構成】
主翼のパーツ構成はこんな感じです。下面がいくつかのパーツは理由は分かりませんが分割されています。まずはそれらを接着しちゃいましょう。
【翼下の灯火】
この機体も翼下に用途不明な灯火があります。前作のアカデミー社のコルセアではモールドすらなく、説明書の塗装指示があるだけでしたが、このキットは一応モールドはあります。
後々の塗装を考えると円形のマスキングテープを切り抜くのはとっても難しいです。なんで灯火部分を円形に開口して0.1mm厚のプラ板で塞いでおきます。一番前の部分は裏打ちしたプラ板と主翼上面が干渉してしまって上下に隙間ができてしまったんで、慌てて剥がしました。
この灯火がなんなのかは手持ちの資料では確認できていません。当初は敵味方識別用かなとも思っていたんですが、どうも違うようです。ご存じの方がいらしたら教えてください。
【上下接着】
主翼上下の接着準備も整いましたんで、例によって接着剤ムニュムニュ作戦で接着です。眼鏡クリップで固定して二日間ほど乾燥。
その後、はみ出た接着剤をサンドペーパーで均してほぼ完了です。
【機銃】
この機体は片翼に12.7mmブローニング機銃を四門ずつ装備しています。これまた理由は分かりませんが、その部分が別パーツになっています。外側二門の短い銃身がそのパーツと一体化されていて、内側二門の長い銃身は後付けの別パーツです。
そろそろ当ブログも画像データの容量が一杯に近づいてきました。あと2~3回の更新は大丈夫かなぁ~?引っ越しもそろそろ考慮しないといけないのかなぁと考えております。
その時は事前にお知らせするようにいたしますので、引き続きご訪問いただけるとありがたいです。
【翼下装備品用の取付穴開口】
一番外側の爆弾架は1.2mm径、その内側のロケットランチャーは0.8mm径と説明書で指定されています。ドリル刃セットの一番細い0.3mm径のものは昔、工作時に折ってしまって廃棄したのは記憶しているんですが、なぜか1.2mm径の刃が見当たりません。この太さだと折れることはまずあり得ませんので、いったいどこへ行ってしまったんでしょうか。
しょうがないので1.0mm径の刃で開口して、針ヤスリで1.2mmまで拡張して対応します。
【パーツ構成】
主翼のパーツ構成はこんな感じです。下面がいくつかのパーツは理由は分かりませんが分割されています。まずはそれらを接着しちゃいましょう。
【翼下の灯火】
この機体も翼下に用途不明な灯火があります。前作のアカデミー社のコルセアではモールドすらなく、説明書の塗装指示があるだけでしたが、このキットは一応モールドはあります。
後々の塗装を考えると円形のマスキングテープを切り抜くのはとっても難しいです。なんで灯火部分を円形に開口して0.1mm厚のプラ板で塞いでおきます。一番前の部分は裏打ちしたプラ板と主翼上面が干渉してしまって上下に隙間ができてしまったんで、慌てて剥がしました。
この灯火がなんなのかは手持ちの資料では確認できていません。当初は敵味方識別用かなとも思っていたんですが、どうも違うようです。ご存じの方がいらしたら教えてください。
【上下接着】
主翼上下の接着準備も整いましたんで、例によって接着剤ムニュムニュ作戦で接着です。眼鏡クリップで固定して二日間ほど乾燥。
その後、はみ出た接着剤をサンドペーパーで均してほぼ完了です。
【機銃】
この機体は片翼に12.7mmブローニング機銃を四門ずつ装備しています。これまた理由は分かりませんが、その部分が別パーツになっています。外側二門の短い銃身がそのパーツと一体化されていて、内側二門の長い銃身は後付けの別パーツです。
そろそろ当ブログも画像データの容量が一杯に近づいてきました。あと2~3回の更新は大丈夫かなぁ~?引っ越しもそろそろ考慮しないといけないのかなぁと考えております。
その時は事前にお知らせするようにいたしますので、引き続きご訪問いただけるとありがたいです。
カウリング。 [飛行機プラモ]
この機体のカウリングは円形ではなく、縦に長い楕円形をしています。中は仕切り版で上下に分割されていて、説明書の指定では上下で塗装色が異なるのでちょっとやっかいです。
【仕切り板】
中仕切りの板は赤〇のパーツです。前回までで「ニュートラルグレー」で塗装済みです。またカウリングの下部も説明書の指示に従って「ニュートラルグレー」でこれまた塗装済みです。
仕切りの上部はエンジンの燃焼・冷却用、下部はさらに三分割されていて左右が滑油冷却用、中央が過給気中間冷却用の空気取入れ口になっています。
仕切り板本体とカウリング内部の下部は「ニュートラルグレー」で塗装済みなのでOKなんですが、上部は「機体内部色(タミタカラーではイエローグリーン」となっているんですが、仕切り板がかなり複雑な曲面で構成されている、またカウリング内部の塗り分けなんで一度でのマスキングでの塗装は難しそうです。
【機体内部色の塗装】
なのでカウリング内部の「機体内部色」を吹くために塗装済みの「ニュートラルグレー」部分を直線的にマスキング。
「機体内部色」で塗る他のパーツ、具体的には主翼付け根の主脚格納庫や尾輪やその格納庫も含めて一緒に吹いておきます。塗料が乾いたら次の作業です。
【カウリング内部】
カウリング内部に両面テープで仕切り板を仮止めします。で、本来「ニュートラルグレー」で塗装されるべきところで直線的なマスキングで「機体内部色」がはみ出てしまっている部分を筆で塗って完了です。
ほんの小さな面積で、画像では一応赤〇しておきましたがほとんど目立ちませんね。画像をクリックしていただけると少し大きくなりますので、お願いいたします。
カウリングはこれからもいろいろと大変なことが予想されますが、一息入れて次回は主翼を中心に工作を進めたいと思います。
【仕切り板】
中仕切りの板は赤〇のパーツです。前回までで「ニュートラルグレー」で塗装済みです。またカウリングの下部も説明書の指示に従って「ニュートラルグレー」でこれまた塗装済みです。
仕切りの上部はエンジンの燃焼・冷却用、下部はさらに三分割されていて左右が滑油冷却用、中央が過給気中間冷却用の空気取入れ口になっています。
仕切り板本体とカウリング内部の下部は「ニュートラルグレー」で塗装済みなのでOKなんですが、上部は「機体内部色(タミタカラーではイエローグリーン」となっているんですが、仕切り板がかなり複雑な曲面で構成されている、またカウリング内部の塗り分けなんで一度でのマスキングでの塗装は難しそうです。
【機体内部色の塗装】
なのでカウリング内部の「機体内部色」を吹くために塗装済みの「ニュートラルグレー」部分を直線的にマスキング。
「機体内部色」で塗る他のパーツ、具体的には主翼付け根の主脚格納庫や尾輪やその格納庫も含めて一緒に吹いておきます。塗料が乾いたら次の作業です。
【カウリング内部】
カウリング内部に両面テープで仕切り板を仮止めします。で、本来「ニュートラルグレー」で塗装されるべきところで直線的なマスキングで「機体内部色」がはみ出てしまっている部分を筆で塗って完了です。
ほんの小さな面積で、画像では一応赤〇しておきましたがほとんど目立ちませんね。画像をクリックしていただけると少し大きくなりますので、お願いいたします。
カウリングはこれからもいろいろと大変なことが予想されますが、一息入れて次回は主翼を中心に工作を進めたいと思います。
エンジン、その他の塗装です。 [飛行機プラモ]
2024年最初の記事更新です。新年のご挨拶も「今更」って感じですが、本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
まずはエンジンから開始です。ドライブラシという技法を使って予め「艶消しブラック」で塗装済みのエンジンを仕上げて行きます。
ドライブラシとは筆に乗せたい色を含ませ(今回は「シルバー」です)、それをティッシュとか布で拭き取り筆の穂先に最小限の塗料が残った状態にします。その状態で色を乗せたいパーツに擦り付けるように筆を動かして凸モールド部分を着色する方法です。これによってパーツに立体感が出ます。
【エンジン】
前後二つのエンジンのパーツをドライブラシに備えてフィルムケースの底に両面テープで固定します。ドライブラシには幅約2.0mmの平筆を使用しています。けっこうイイ感じに仕上がったと思います。元々乾燥気味の塗料を擦り付けているので、短時間で乾燥。前後のパーツを接着してエンジンの工作はここで一旦終了です。
【ニュートラルグレーの吹付】
次はカウリングの内側やタイヤホイールに「ニュートラルグレー」を吹きます。この時点でカウリングの塗装はそうとうヤッカイだということは分かっているんですが、そのへんは今後の記事でご紹介いたします。
【タイヤの塗装】
ホイールの「ニュートラルグレー」が乾いたらタイヤを塗ります。片側はホイールと一体成型なので例によってホイールとタイヤの間のモールドをカルコを使って一段深く彫って塗料がはみ出るのを防いでいます。
反対側はホイールが別パーツなので気軽にタイヤをペタペタと「艶消しブラック」で塗装。乾いた時点でホイールを仮組みしてみたところ取れなくなりました。これはタミヤあるあるで金型の精度が高いので塗膜の厚み分で接着剤を使用しなくても済むことがままあります。
【エンジン完成】
「ニュートラルグレー」を吹いて一部を「艶消しブラック」で塗った減速ギヤ箱を取付てエンジンは完成です。
実機の資料によるとエンジンはプラット&ホイットニー社製複列18気筒、2800馬力の超強力エンジンです。
次回はカウリングの塗装を中心にご紹介したいと思います。
まずはエンジンから開始です。ドライブラシという技法を使って予め「艶消しブラック」で塗装済みのエンジンを仕上げて行きます。
ドライブラシとは筆に乗せたい色を含ませ(今回は「シルバー」です)、それをティッシュとか布で拭き取り筆の穂先に最小限の塗料が残った状態にします。その状態で色を乗せたいパーツに擦り付けるように筆を動かして凸モールド部分を着色する方法です。これによってパーツに立体感が出ます。
【エンジン】
前後二つのエンジンのパーツをドライブラシに備えてフィルムケースの底に両面テープで固定します。ドライブラシには幅約2.0mmの平筆を使用しています。けっこうイイ感じに仕上がったと思います。元々乾燥気味の塗料を擦り付けているので、短時間で乾燥。前後のパーツを接着してエンジンの工作はここで一旦終了です。
【ニュートラルグレーの吹付】
次はカウリングの内側やタイヤホイールに「ニュートラルグレー」を吹きます。この時点でカウリングの塗装はそうとうヤッカイだということは分かっているんですが、そのへんは今後の記事でご紹介いたします。
【タイヤの塗装】
ホイールの「ニュートラルグレー」が乾いたらタイヤを塗ります。片側はホイールと一体成型なので例によってホイールとタイヤの間のモールドをカルコを使って一段深く彫って塗料がはみ出るのを防いでいます。
反対側はホイールが別パーツなので気軽にタイヤをペタペタと「艶消しブラック」で塗装。乾いた時点でホイールを仮組みしてみたところ取れなくなりました。これはタミヤあるあるで金型の精度が高いので塗膜の厚み分で接着剤を使用しなくても済むことがままあります。
【エンジン完成】
「ニュートラルグレー」を吹いて一部を「艶消しブラック」で塗った減速ギヤ箱を取付てエンジンは完成です。
実機の資料によるとエンジンはプラット&ホイットニー社製複列18気筒、2800馬力の超強力エンジンです。
次回はカウリングの塗装を中心にご紹介したいと思います。
デカール、そして組立・組込み。 [飛行機プラモ]
このキットにはメーターパネルとシートベルトのデカールが用意されています。コックピットを組立てる前にこれらを貼りたいと思います。
【デカール】
デカールは水に漬けてから90秒ほどで台紙から剥がれてくれます。フィルムは非常に薄いですがコシがある感じで、とても扱い易いです。
デカール軟化剤も程良く効いてくれて、メーターパネルの凹凸やアッチコッチ折り曲げて操縦席にフィットさせないといけないシートベルトも馴染んでくれました。
【ついでにプロペラも】
ついでに塗装済みのプロペラにもデカールを貼っちゃいます。おそらく製造メーカーの表示だと思われますが、小さくて読み取れません。実機の資料によるとカーチス社製のプロペラなようです。
【コックピット組立て】
デカールの乾燥を待ってコックピットの組立開始です。このへんはさすがタミヤ、勘合にはなんの問題も無くストレスフリーで組立てられます。
照準器は後々の塗装の際、マスキングの邪魔になりそうなのでこの段階では取付を躊躇したんですが、メーターパネルのホゾ穴に裏から接着するような構成になっていてメーターパネルを接着した後での取付は困難そうなので、接着。これでコックピットの組立は完了です。
【胴体へ組込み】
コックピット組立から接着剤の乾燥のため一日おいて胴体へ組込みます。胴体のパーツにモールドされた固定用の突起に接着剤を塗布して組込めば問題なく収まります。
コックピットが正確な位置に固定されるよう、念のため反対側の胴体を輪ゴムで仮組みしておきます。
さて、今年の記事更新は本日が最後となります。P-47Dサンダーボルト・レーザーバックの完成は年越しですね。
皆様におかれましては当ブログにご訪問、nice、温かいコメントをたくさんいただきありがとうございました。
週一の記事更新、プラモ製作にいたっては牛歩の歩みで遅々として進まず、それにもかかわらずお付き合いいただき本当にありがとうございます。内容的にも本人もちょっとマンネリ化しているかなぁなんぞと感じています。
来年はプラモ製作以外にも雑話を挟んでみようかなぁとも考えていますが、はたしてどうなることやら。
最後になりましたが皆様にとって新しい一年が平穏で幸せな年であることを心より祈念しております。良い年をお迎えください、そして来年も宜しくお願い申し上げます。
【デカール】
デカールは水に漬けてから90秒ほどで台紙から剥がれてくれます。フィルムは非常に薄いですがコシがある感じで、とても扱い易いです。
デカール軟化剤も程良く効いてくれて、メーターパネルの凹凸やアッチコッチ折り曲げて操縦席にフィットさせないといけないシートベルトも馴染んでくれました。
【ついでにプロペラも】
ついでに塗装済みのプロペラにもデカールを貼っちゃいます。おそらく製造メーカーの表示だと思われますが、小さくて読み取れません。実機の資料によるとカーチス社製のプロペラなようです。
【コックピット組立て】
デカールの乾燥を待ってコックピットの組立開始です。このへんはさすがタミヤ、勘合にはなんの問題も無くストレスフリーで組立てられます。
照準器は後々の塗装の際、マスキングの邪魔になりそうなのでこの段階では取付を躊躇したんですが、メーターパネルのホゾ穴に裏から接着するような構成になっていてメーターパネルを接着した後での取付は困難そうなので、接着。これでコックピットの組立は完了です。
【胴体へ組込み】
コックピット組立から接着剤の乾燥のため一日おいて胴体へ組込みます。胴体のパーツにモールドされた固定用の突起に接着剤を塗布して組込めば問題なく収まります。
コックピットが正確な位置に固定されるよう、念のため反対側の胴体を輪ゴムで仮組みしておきます。
さて、今年の記事更新は本日が最後となります。P-47Dサンダーボルト・レーザーバックの完成は年越しですね。
皆様におかれましては当ブログにご訪問、nice、温かいコメントをたくさんいただきありがとうございました。
週一の記事更新、プラモ製作にいたっては牛歩の歩みで遅々として進まず、それにもかかわらずお付き合いいただき本当にありがとうございます。内容的にも本人もちょっとマンネリ化しているかなぁなんぞと感じています。
来年はプラモ製作以外にも雑話を挟んでみようかなぁとも考えていますが、はたしてどうなることやら。
最後になりましたが皆様にとって新しい一年が平穏で幸せな年であることを心より祈念しております。良い年をお迎えください、そして来年も宜しくお願い申し上げます。
コックピットの塗装なんですが・・・。 [飛行機プラモ]
コックピットの製作開始です。まずは塗装から。
【塗料】
説明書の指定は「艶消しグリーン」です。今となってはなんに使ったのかまったく不明ですが「グリーン」の在庫がありました。しかも原液とエアブラシ用に希釈したものです。原液の蓋の形状から「グンゼ産業」時代、ということは20年以上前のシロモノですね。
蓋を開けて内部を確認。やはり長年放置していたので溶剤が揮発して濃度が高くなっています。なんで両方ともシンナーをスポイトで加えて調整しておきます。
説明書は「艶消し」の指示ですが、手元の在庫は「艶あり」です。GSIクレオスの「フラットベース(在庫あり、ただしグンゼ産業時代のもの)」という添加剤を使えば艶の調整は可能ですが、この二瓶に分けられた塗料の艶消し具合を同じにするのはまず不可能です。
塗装の今後の工程において原液を使ってのタッチアップはかなりの確率で必要となると思うので「艶あり」のまま使って、最終段階で「艶消しクリア」を吹いて仕上げようと思います。
【吹付】
各パーツに持ち手を付けて準備完了。フットペダルも別パーツで用意されていてコックピット内の密度はかなり高いです。特に赤〇のパーツ、パイロットの前面の防弾ガラスなんですがクリアパーツです。大きさは4.0×3.0mmほどですか周囲を「グリーン」で縁取りする塗装指示。セロテープを全面に貼って周囲をカットする方法でなんとかマスキングしましたが、仕上がりはいかに。
でもって胴体のコックピット廻りも含めて吹付完了です。
【照準器】
照準器は別にクリアパーツが用意されています。こちらも説明書の塗装指示に従って塗装。塗装時はガラス面を汚さないようにマスキングテープで養生して実施しています。
【操縦桿】
操縦桿も説明書通りグリップ部も「艶消しブラック」、付根を「バフ」で塗装。説明書にはありませんがグリップ部に機関銃のトリガーとなる「レッド」をちょこんと。これはまったくの想像なんで実機がこうなっているかは保証の限りではありません。
ここまではタミヤカラーでの色指定ですが、なんとかGSIクレオスの塗料で賄えています。
【内部塗装】
続いてコックピット内の各種装置を説明書の指示通りに筆で塗装して行きます。フィルムケースの裏面に両面テープを固定して持ち手を安定させながら塗って行きます。
ヘッドレストが説明書では「レッドブラウン」となっているんですが、色名から想像する近似色が手元にはなく「多分、皮製なんだろう」とそれっぽい在庫の色で塗装しています。
【艶調整】
全体の艶消し後に塗るシルバー系の部分を残して一通り塗装が完了しましたので、「艶消しクリア」を吹きます。
「どうせ艶消しのオーバーコートだし、一回で済ませちゃおう。」と安易に考えたのが大失敗を呼びます。エアブラシのニードル弁を開き気味にして一気に多めの塗料を吹いちゃいました。
塗料が溜まりやすいモールドの入隅部分にクリアの塗料が滞留。結果としてクリア塗料が乾く前に下地のグリーンを侵し始めました。その部分はパーツ色が透けて見えてしまいました。画像では被写体が小さくなってしまい分かりずらいですが、画像をクリックしていただけると若干拡大されます。
【筆で修正】
ほとんどの部分を瓶生の塗料で筆で修正。やっぱり横着は禁物で正しい手順でキチンと作業することが重要と再認識しました。
で、反省した後はニードル弁を絞り少量ずつ三回に分けて「艶消しクリア」を塗布。乾燥後に艶を消してはいけないシルバー系の部分を塗装してコックピットの塗装は完了です。
次回はこれら塗装が終わった各パーツを組んでコックピットを完成させたいと思います。
【塗料】
説明書の指定は「艶消しグリーン」です。今となってはなんに使ったのかまったく不明ですが「グリーン」の在庫がありました。しかも原液とエアブラシ用に希釈したものです。原液の蓋の形状から「グンゼ産業」時代、ということは20年以上前のシロモノですね。
蓋を開けて内部を確認。やはり長年放置していたので溶剤が揮発して濃度が高くなっています。なんで両方ともシンナーをスポイトで加えて調整しておきます。
説明書は「艶消し」の指示ですが、手元の在庫は「艶あり」です。GSIクレオスの「フラットベース(在庫あり、ただしグンゼ産業時代のもの)」という添加剤を使えば艶の調整は可能ですが、この二瓶に分けられた塗料の艶消し具合を同じにするのはまず不可能です。
塗装の今後の工程において原液を使ってのタッチアップはかなりの確率で必要となると思うので「艶あり」のまま使って、最終段階で「艶消しクリア」を吹いて仕上げようと思います。
【吹付】
各パーツに持ち手を付けて準備完了。フットペダルも別パーツで用意されていてコックピット内の密度はかなり高いです。特に赤〇のパーツ、パイロットの前面の防弾ガラスなんですがクリアパーツです。大きさは4.0×3.0mmほどですか周囲を「グリーン」で縁取りする塗装指示。セロテープを全面に貼って周囲をカットする方法でなんとかマスキングしましたが、仕上がりはいかに。
でもって胴体のコックピット廻りも含めて吹付完了です。
【照準器】
照準器は別にクリアパーツが用意されています。こちらも説明書の塗装指示に従って塗装。塗装時はガラス面を汚さないようにマスキングテープで養生して実施しています。
【操縦桿】
操縦桿も説明書通りグリップ部も「艶消しブラック」、付根を「バフ」で塗装。説明書にはありませんがグリップ部に機関銃のトリガーとなる「レッド」をちょこんと。これはまったくの想像なんで実機がこうなっているかは保証の限りではありません。
ここまではタミヤカラーでの色指定ですが、なんとかGSIクレオスの塗料で賄えています。
【内部塗装】
続いてコックピット内の各種装置を説明書の指示通りに筆で塗装して行きます。フィルムケースの裏面に両面テープを固定して持ち手を安定させながら塗って行きます。
ヘッドレストが説明書では「レッドブラウン」となっているんですが、色名から想像する近似色が手元にはなく「多分、皮製なんだろう」とそれっぽい在庫の色で塗装しています。
【艶調整】
全体の艶消し後に塗るシルバー系の部分を残して一通り塗装が完了しましたので、「艶消しクリア」を吹きます。
「どうせ艶消しのオーバーコートだし、一回で済ませちゃおう。」と安易に考えたのが大失敗を呼びます。エアブラシのニードル弁を開き気味にして一気に多めの塗料を吹いちゃいました。
塗料が溜まりやすいモールドの入隅部分にクリアの塗料が滞留。結果としてクリア塗料が乾く前に下地のグリーンを侵し始めました。その部分はパーツ色が透けて見えてしまいました。画像では被写体が小さくなってしまい分かりずらいですが、画像をクリックしていただけると若干拡大されます。
【筆で修正】
ほとんどの部分を瓶生の塗料で筆で修正。やっぱり横着は禁物で正しい手順でキチンと作業することが重要と再認識しました。
で、反省した後はニードル弁を絞り少量ずつ三回に分けて「艶消しクリア」を塗布。乾燥後に艶を消してはいけないシルバー系の部分を塗装してコックピットの塗装は完了です。
次回はこれら塗装が終わった各パーツを組んでコックピットを完成させたいと思います。