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予定変更させていただきます。 [飛行機プラモ]

 前回の記事で「次回は機体上面の塗装」と予告させていただきましたが、タミヤからのパーツが届きましたんで申し訳ありませんが、そちらの経緯を今回はご紹介させていただきます。ちょっと文章が長いですが、宜しければお付き合いください。

 完成も近くなってきたタミヤの「リパブリックP-47Dサンダーボルト”レイザーバック”」ですが、カウルの製作において収まりの確認不足で胴体とカウルの間に隙間ができてしまったことは以前の記事で紹介させていただきました。
 その対応として同じキットをヨドバシ.comで購入したわけなんですが、修正に必要なパーツはカウル本体・エンジンの前後2つ・カウル内の仕切り板の4点だけです。大部分が残った状態となってしまい、さすがにこれは勿体ないと考え、少し時間的に余裕ができたのでタミヤにパーツ請求をしました。



 もちろん有料ですが国産のほとんどのメーカーでは破損してしまったり紛失してしまったパーツを請求できます。タミヤも例外ではなくキットの説明書にきちんと請求の仕方や価格等が記載されています。請求したパーツに対する支払い方法はいくつか選択肢があって、近くのカスタマーサービス取次店へ行く、直接タミヤ本社に現金書留・定額小為替(¥100以下だと切手でも可)を送付するとかなんですが近くにサービス取次店なんてないので現金書留を選択。

 まずは郵便局へ行って現金書留の封筒を購入。¥21で「意外と廉いなぁ」という印象でしたが渡された封筒を見て納得。以前は頑丈そうな紙で二重になっていて、中の封筒に現金を入れるようになっていたと思いますが、今はペラペラのちょっと情けないような紙一枚の封筒です。これに硬貨なんか入れて大丈夫なのかなぁ?といったレベルです。


 必要なパーツは4つですが、さすがにパーツ1つずつというわけにはいかずランナーごとの請求となります。幸い必要なパーツはAランナーに全て揃っていましたのでキットの説明書にある請求書に必要事項を記入、代金の¥580はジャラジャラしないようにマスキンテープに一列に貼って再び郵便局へ。
 そこで衝撃的なことが!なんと郵送料が¥526なんです。思わず「待った!」と言いかけましたが、これでキット一つが無駄にならないんだと発送。


 2/29に発送したのが3/5にパーツが到着しました。意外と早く到着したんで、さすがはタミヤと思っていたんですが・・・。


【パーツ到着】
01‗パーツが届きました.jpg

02‗Aランナー.jpg

 パーツは佐川急便で届きましたが一応「こわれもの」の表示はありますが中の養生がガッカリです(幸い破損はありませんでしたけど)。ビニール袋に入ったパーツの上に薄い紙が乗せてあるだけです。よく注文するヨドバシ.comは「そこまでしなくても」と思うくらいしっかり養生して頂けるので、発送元の要求の違いなのか、運送業者(ヨドバシ.comはゆうパックです)の違いなのかは?

 箱の中には封筒が同梱されていて、まず違和感を覚えたのが封筒に封がされてます。密閉された箱に同梱するのに封は必要ないんじゃないかと。
 で、開封して中の書類を読んでみると支払い方法の変更のお知らせでした。今後は現金書留や少額小為替は廃止されタミヤカードへの入会か代金引換(手数料は請求者負担)とのことです。
 タミヤカードとは要はクレジットカードで年会費も掛かります。そんなにパーツ請求をすることはないでしょうから入会する気はありません。あと残されたのは代金引換ですが、こちらもどうってことはないので無視でよろしいかと。


【中にこんなものが】
03‗こんなものが.jpg

 さらに封筒の底のほうに「振込取扱票」なるものが入っていました。金額は¥58ですけど要は郵便振り込みの用紙ですね。これに対する説明がどこにもなく、どうして良いのか分からずにタミヤ本社に電話で問い合わせました。
 するとまず「この通話は録音させていただきます」との案内が流れ担当者に繋がりました。すると「お支払い金額に対する不足分の請求ですので、都合の良いときに郵便局で振り込み願います。振込手数料は掛かりません。」との説明でした。

 たしかにキット付属の説明書には「価格は予告なく変更となる場合があります。」と小さく記されていますが、パーツ着荷時の封筒にしろ電話での問い合わせにしろ「今回価格改定がありまして」とか「値上げの差額分のお支払いをお願いします」とかの一文とか一言があって当然じゃないの。このご時世だから多少の値上げなんてぜんぜん容認しますよ。


 それで後日、郵便局に行ったところ手数料が掛かるとの説明でした。窓口とATMで金額は異なりましたがタミヤの説明と食い違っています。
 郵便局の方に事情を説明したところ青インクで印刷されているものは手数料要、赤インクで印刷されているものは手数料不要とのことです。手元にあるのは青インクで印刷されたものです。そこで「確認しますね。」と郵便局からタミヤ本社にTEL。

 担当者に経緯と事情を説明したところ「手数料はお客様にご負担いただいております。」とのこと。「御社では通話を録音してらっしゃいますよね。そちらは確認していただけましたか?」と追及したところ、していないということで「しばらくお待ちください。」で待つことしばし。
 結論は「今回の請求に対しての支払いは結構です。」とのこと。ナニそれ?って感じです。タミヤといえば日本を代表するプラモメーカーだし製品も素晴らしいと思うんですが、こういった対カスタマーとかアフターの対応はイマイチなのかなと思わされる出来事でした。



 次回は機体上面の塗装についてご紹介しますね。冒頭申し上げた通りちょっと文章多めになっちゃいましたが、ご容赦ください。
 今回のパーツ請求に掛かった費用は¥1127です。ヨドバシ.comでの購入価格は¥1130(ヨドバシでは割引価格で販売してますから)で¥3の節約です。手間を考えたら微妙ですがキットを無駄にしないという点では価値があったかな?だけどAランナーの4つのパーツ以外は余っちゃいますからね。




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