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デカールの続きです。

 デカールの続きです。まずは大きめのデカールから貼って行きますが、前回、いつもの手法で貼ろうとしたところデカールが数個に割れましたので、作戦変更です。
 水に漬けたデカールを一旦引き上げてデカールが台紙から動くようになるまで待つというのが従来私が行っていた手法ですが、今回はデカールが動くようになるまで水に漬けっぱなしにするようにしました。この方法だとデカールに触る機会が少なくなるので、割れたり、切れたりするのが減るかもという発想です。
 が、長時間水に漬けるとデカールが水を吸って柔らかくなるし、糊の成分が流れてしまう危険性を伴いますので、かなりデリケートな作業が予想されます。

【まずは主翼下面】
01_主翼下面.jpg

 まずは主翼下面から再開です。デカールを水に漬けて3分、微動だにしません。5分、これでも動かず、7分でようやく動くようになりました。
 台紙ごと大体の位置まで持って行って、親指の腹で慎重にデカールを押し出すようにしてプラ表面へ。その後、細い平筆でプラとデカールの間に水を差しデカールを動かしやすくします。で、ピンセットで所定の位置まで調整、湿らした綿棒の腹をデカール表面を転がすようにして間の水を押し出します。数分待って表面にデカール軟化剤を塗布。画像はその状態です。
 またまた2~3分放置して綿棒で軟化剤を拭き取ります。20分ほど乾かしたら濡らした布でデカール周辺を拭き取って終了です。


【胴体の星マーク】
02‗胴体左舷.jpg

03‗胴体右舷.jpg

 同じ要領で左右胴体の星マークを貼ります。長い時間水に漬けているのでデカール本体が相当柔らかくなっていて、位置決めのためにピンセットで突いた部分に穴が開いてしまいました。これはデカールが完全に乾燥した後の塗料でタッチアップする予定です。


【部隊マークと機体ナンバー】
04‗胴体左舷.jpg

05‗胴体右舷.jpg

 おそらくですが部隊マークと機体ナンバーのデカールを貼って行きます。こちらは「F-107]が一体となっています。

【撃墜マーク】
06_撃墜マーク.jpg

 比較的大きなデカールの最後、撃墜マークです。ん~11.5機やられてますね。


【乾いた来たら白浮きが・・・】
07_白浮き.jpg

 デカールが乾いて来たら左舷のデカールの余白部分が白浮きしてきました。なんで再びデカール軟化剤を塗布して数分放置。なんとかリカバーできた感じです。



 アカデミーのキットって細かい注意書きのデカールもけっこう用意されてるんですよね。次回はそれらを貼って行こうと思いますが、数が多いんで一回では無理ですね。

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いよいよデカールです。 [飛行機プラモ]

 以前にも書きましたが、アカデミー社のデカールには良い印象がありません。なにしろ硬い、デカール軟化剤がほとんど効かない、プラ表面と馴染みづらい。
 以前、垂直尾翼へ大きめのデカールを貼ろうとしたとき、どうしても上半分がプラ表面に密着しません。ちょっと無理して押さえたら二つに割れました。上半分は諦めてデカール乾燥後に塗装でリカバリーしたなんて経験もあります。それに古いキットのものなのでデカール自体の劣化も心配です。

 さらに・・・。

【白い台紙に白いデカール】
01_今回のデカール.jpg

02‗英国空軍のデカール.jpg

 上のデカールが今回使用するもので、所々にある切り欠きはプロペラに貼ったデカール部分です。下の画像は同じアカデミー社の英国空軍のデカールです。上のデカールはずいぶんと余白が多いと思いませんか?赤いラインの入った星マークは三色迷彩用です。
 このキットの塗装は二種類のオプションでブルー系の三色迷彩と私が選択した全体が単色のグロスシーブルーの二種類なんですが、それ用のデカールはほとんどが白で、白い台紙だとまったくといってよいほどデカールを認識できません。
 一方、下の画像は台紙が薄いブルーですがデカール自体がカラフルで台紙に色が付いてる意味が分かりません。

 それでも横から光を当てるとデカールは若干艶がるので、なんとか識別できます。なんでデカールを貼り始める前に、こんな余計な作業が・・・。


【横から光を当てて】
03‗横から光を当てて.jpg

04‗鉛筆と定規.jpg

05‗おおよそを縁取り.jpg

 電気スタンドのアームを調整して作業面の横から光を当てながら、デカールの周りを定規を使って鉛筆でおおよその外周を縁取りします。
 で、まずは主翼上面の星マークからデカール貼り開始です。用意した道具はコチラ。

【用意した道具】
06‗用意した道具.jpg

 もちろん水を入れる容器とデカールを切り抜くカッター、位置調整のためのピンセットと爪楊枝、ベビー綿棒、それとデカール軟化剤です。


【まずはデカールを水へ】
07‗デカールを水へ.jpg

 鉛筆でだいたいの縁取りをしてますので、それに従ってデカールを切り出し、まずは水の中に投入。クルっと丸まりますがこれはデカールアルアルなので問題なし。
 デカールを長い時間水に漬けておくと糊の成分が溶け出してしまいますので、1分ほどしたら一旦引き上げ親指と人差し指の腹でデカールを挟んで親指で様子を見ながらデカールが台紙から動くかどうかを確認するのが一般的なやり方だと思います。


 ところが大事件!引き上げて丸まったデカールをまっすぐにしようとしたところ、デカールが5~6個に割れました。これからは緊急事態なので画像はございません。
 デカールはまったく台紙から離れていない状況でしたので、ちょっと思案して再び水の中へ。しばし待ってデカールが動くようになってから所定の位置近くに。プラ表面とデカールの間に細い平筆で水を差しデカールが動かしやすい状態にしピンセットで位置調整。湿らした綿棒で押さえながら修復です。


【やっとここまで】
08‗ここまで修復.jpg

 そんなこんなバタバタでここまで修復。湿らした綿棒の腹を使ってコロコロとデカール表面を転がして水分を押し出し、ちょっと時間をおいいて表面にデカール軟化剤を塗布。なんとかプラ表面に馴染みましたが、割れた継ぎ目やらが目立つ状態です。
 最終的には塗装でなんとか目立たないようにするつもりです。


 こんなデカールを主翼下面、胴体左右に貼らなければならない状況です。通常、私がやってきた方法では無理があると思われ、現在作戦中です。
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ピトー管と翼端灯 [飛行機プラモ]

 全体の外装塗装も終わり、マスキングも剥がしたんで細かいトコを塗装して行きます。まずはピトー管です。これは機体の速度を測る空気取り入れ口ですね。最新のジェット戦闘機にも装備されていますので、原理は当時と変わらないんだと思います。

【ピトー管】
01_ピトー管(ビフォー).jpg

02‗ピトー管(アフター).jpg

 先端をシルバーで塗装します。このときピトー管下面の塗装が薄いのを発見。筆でタッチアップしましたが、エアブラシでの塗装後のチェックは大切だなぁと改めて感じました。



【続いて翼端灯】
03‗マスキング&下塗り.jpg

04‗右翼は青.jpg

05‗左翼は赤.jpg

06‗左翼も完了.jpg

 続いて翼端灯です。まずはマスキング、その後クリア塗料の発色を良くするために艶アリ白で下塗り。翼端灯は右翼は青、左翼は赤で、これは万国共通です。
 しっかりマスキングしたつもりだったんですが、翼端灯へ繋がる主翼の凹モールドに下塗りの白が流れ出てしまったのが2か所。これも筆でタッチアップして修正です。


 これで細かいところも塗装が完了したんで、いよいよ次の工程はデカールです。アカデミー社のキットは過去に数機制作したことがありますが、デカールに関しては良い思い出がありません。


 さて、どうしたものかと思案しましたが良いアイデアが思い浮かばないんで通常のい手順で進めようかと。あと10年以上前のデカールなので劣化もちょっと心配です。

 デカール貼りはどうなるのかなぁ~?




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マスキングを剥がします。 [飛行機プラモ]

 仕上げに吹いた塗料も充分乾いたので、この日はマスキングを剥がします。マスキングを剥がす時って、いつも「うまくいってるかなぁ~」と期待と不安の半分の状態です。

【まずは機首から】
01_エンジン廻りビフォー.jpg

02_エンジン廻りアフター.jpg

 まずは機首部分です。概ね良好ですね。エンジンもしっかり保護されているし、カウリングの内部にも塗料の漏れはないです。


【エンジン滑油空気取り入れ口】
03_エンジン滑油冷却空気ビフォー.jpg

04_エンジン滑油冷却空気アフター.jpg

 こちらはティッシュを詰め込んだだけのマスキングですが、ほとんど目立ちませんが多少塗料の吹きこぼれが。その部分は極細の面相筆でタッチアップしてリカバリーです。


【排気管廻り】
05_排気管廻りビフォー.jpg

06_排気管廻りアフター.jpg

07_タッチアップ.jpg

 続いて排気管廻りです。こちらは以前にも紹介しましたが排気管を取り付けちゃうとマスキングがほぼ不可能なので事前に外装色を吹いていた部分です。マスキングテープを少し浮かしての塗装でしましたが、下塗りのサーフェイサが届いていて仕上げの外装色が届かなかった部分がありました。
 極々小面積だったので、筆でタッチアップして問題解決。


【コックピット廻り】
08_コックピット廻りビフォー.jpg

09_コックピット廻りアフター.jpg

 コックピット廻りは10年以上前に塗装したせいなのか一部塗料がマスキングテープによって剥がれました。ここも筆でタッチアップですが10年以上前なんで退色していて同色の塗料なんですが、かなり色に差が生じました。でもコックピットを被せちゃえば目立たないよね、ってことで。


【キャノピー】
10_キャノピービフォー.jpg

11_キャノピーアフター.jpg

 最後はキャノピーですが、そのままマスキングを剥がすと窓枠の塗装部分もマスキングテープと一緒に剥がれてしまうことがあるので、テープの縁にカッターを入れて剥がします。 
 少々塗料がはみ出た部分もありましたが、爪楊枝で擦って修正、OKでしょ。


【操縦桿装着】
12_操縦桿取り付け.jpg

 この日の最後の作業は操縦桿装着です。



 次回は細かいところの塗装を紹介したいと思っています。
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号外!PCのTV復活。

 PCでのTV視聴ができなくなったことは前回の記事でご紹介しました。で、日曜日に川崎のヨドバシで外付けのTVチューナーを購入したんですが、付属のUSBケーブルに不良があるんじゃないかと思い、昨日の午前中に再びヨドバシへ。
 ご担当者様に実物を確認していただくと、これで正常だとか。チューナー本体にケーブルを繋いだとき、金属部分がちょっと見えるんですが、私はこれがもっとカチッと差し込めるもんだと思っていたんですが、問題ナシとのことでした。
 それでも本体ごと新しいものと交換していただいて、とても丁寧な対応をしていただきました。


 で、早速帰宅してチューナーをセッティング、メーカーのHPからアプリをDLしたんですが、まったく動きません。月曜日でメーカーの営業日なのでサポートセンターへTEL。これがなかなか繋がりません。
 やっと繋がって現状を説明したところ、PCの設定をあーしろこ-しろと指示を受け、足りないアプリがあるのでメールでマイクロソフトのURLを送るのでDLしてインストールするようにとのこと。それでNGだったら、もう一度連絡するようにとのことで一旦TELを切りました。
 メールは比較的待たずにきましたんで、それに従ってファイルをDL、インストールしたんですがやっぱりダメ。でTELしたんですがこれまた繋がりません。「現在電話が混み合っております、しばらくお待ちください」のメッセージを30分以上聞いてたんじゃないでしょうか。
 またまたPCの設定をこうしてくださいとか、それでもダメならその後の対処をメールで送信しますとのこと。PCにはそれほど詳しくないんで、設定変更も一苦労。さらに送られてきた第二便のメールに従って、いろいろやってみました。
 そうするとアプリは正常にインストールされたみたいで立ち上がり、初期の設定画面まできました。が設定の最初、チャンネルのスキャンができません。チューナー本体には付属のB-CASカードを差し込むんでスキャンの画面にカードIDが表示されるんですが、そのNoが手元にあるカードと違っていることに気が付きました。
 なぜかIDナンバーがプルダウンになっていて、プルダウンをしてみると手元にあるカードのNoが出てきます。そちらに切り替えてスキャンをするもスキャンが終了するときには違うNoになってしまいます。
 しかもアプリを一旦立ち下げると起動しなくなりアンインストール・再インストールの繰り返し。そのころには夕方近くになっていてメーカーのサポート時間も終了間近。
 でこのTVチューナーは諦めて返品を決意しました。


 今朝、ヨドバシの開店とともにTEL。返品したい旨を伝えると昨日対応された方は午後からの出社ということでしたが、急いでいるので代わりの方をとお願いして三度ヨドバシへ。返品は購入後一週間以内にと事前に言われていましたが、お店に客とのやり取りの履歴が残してあるのか返品はスムーズに行われお金が戻ってきました。


 さぁ問題はTVが見れなくなったPCをどうするかですが、もともと富士通のアプリで視聴していたので基本に立ち戻って富士通のHPから復旧に再挑戦。ってこれは最初にやってたんですが途中に不具合が生じて外付けTVチューナーを購入したんですけど・・・。


 Yahooで「デジタルTVボックス」を検索すると最初に出てくるのが「「DigitalTVbox」を最新にアップデートする方法を教えて」というページなんですが、これにアクセス。先ほども申し上げたんですが、これって最初にやったことなんですけど。
 
 まず今使っているPCがいつ製造のモデルか?OSはなにかを入力して、あとはHPの手順に沿って進めれば良いだけです。途中、最新のアプリのファイルをDLするんですが圧縮ファイルです。これをダブルクリックすると解凍して新たにフォルダができるという説明なんですが、前回はここでつまづきました。
 ファイルが解凍しないんです。なにやら黒地のウィンドウが開いて英語表記のナニかが表示されそれ以上進みません。何度やっても同じ結果だから諦めたんです。
 ところがHPをよく読んでみると「DLしたファイルは通常「エクスプローラー」の「ダウンロード」に保存される」と記されています。私のPCはナゼかファイルをDLすると全然関係ない特定の画像を保管しているファイルに保存されてしまいます。
 「まさかこんなことは関係ないよなぁ~」と思いつつ、DLした圧縮ファイルを「ダウンロード」へ移動、そこでダブルクリックしてみるとなんと解凍が始まって新しいフォルダができたんです!あとはその中のset.upアイコンをクリックするとアプリのインストール開始。
 PCを再起動し、さきほどのHPに記載のある手順に従って処理をすると、見事にTVが以前同様視聴できるようになりました。


 あぁ~、ヨドバシに三日連続で通ったのはなんだったんだろう?と思いつつ、まずは復旧して良かったです。
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