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照準器を作ります。 [飛行機プラモ]

 キットのモールドがあまりにも不自然なので切り離してしまった照準器を作ります。実機の資料とか参照せずに感覚と雰囲気で製作開始です。


【台座】
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02‗塗装.jpg

 実機がどうなっているか調べもせずなので、こんな構造なのか分からない状態で製作開始ですが、「おそらくこんなモンだろう」ということで台座を作ります。
 在庫の1.5×1.0mmのプラ角棒を適当と思われる長さに切り出してコックピット前方に接着。乾燥したら「艶消し黒」で塗装しておきます。


【透明塩ビ板】
03‗透明塩ビ板.jpg

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 なんのために、いつ購入したのか、もはや記憶にありませんが透明な塩ビの薄板の在庫がありました。先ほど作った台座の寸法に合わせてこれを切り出します。で、これを台座に接着するワケですが相手が塩ビなんでプラ用の背着材は使えません。なので瞬間接着剤を使用します。



 話しはちょっと逸れますが、昔の瞬間接着剤は硬化する過程で含まれる内容物が揮発するときに発生する気化物が周囲を白く汚す現象がしばしば見られました。しかし最近の瞬間接着剤はそんなことはありませんね。メーカーさんもいろいろ改良してくれてるんだなぁと思います。



【塩ビ板の接着】
05‗接着.jpg

 台座に塩ビ板をパイロット側に少し傾けて完成なんですが、作っているときから薄々思ってはいたんですが、大き過ぎました。多分これの1/3くらいが適当だと思います。これだと照準器超しじゃないと前方が見えませんね。正しく事前にリサーチしておけば、これくらいの適当な大きさだと切り出した塩ビ板の下端に塗装したプラ棒を接着したくらいで再現できたと思います。
 作り直すことも考えましたが大事になる(台座の撤去から始まる)のでスルー。やはり事前のリサーチは重要だと改めて実感したしだいです。


【箱絵】
06‗箱絵.jpg

 少し前の記事で自身のコメントで「箱絵は参考になりますよぉ~」なんて言ってしまったんですが、改めて箱絵を見てみると照準器がしっかりと描かれています。
 それを参照しないで大きすぎる照準器を作ってしまった自身は恥ずかしいかぎりです。



 それでも作ってしまったものはしょうがない、作り直すのも大変ということで反省しながら次工程へと進みます。
 次回は今度こそ本当に最終組立開始です。


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