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デカールを貼ります [飛行機プラモ]

 所々微調整は残っていますが、概ね塗装も終わりましたのでデカールを貼ります。飛行機プラモ製作を再開した第一作目はアかデミー社製のコルセアでしたが、それ以前にもアカデミーの機体は何機か作ったことがあって、再開一作目のキットも含めて「なにしろアカデミーのデカールは扱いづらい」という印象でした。
 まずは台紙から剥がすのにやたら時間が掛かる(7~8分水に漬けておく必要があります)、硬い、デカール軟化剤がほぼ効かない、なんでちょっとした曲面にデカールを馴染ませようとすると割れる、注意書き等の小さなデカールが多過ぎ等々。


【ヘルダイバー】
01‗ヘルダイバー.jpg

 上の画像は2010年に製作したアカデミー社のキット「SB2C-4ヘルダイバー(艦上爆撃機)」です。上面だけでこの数のデカールです。
 しかも小さいからといって短時間で台紙から剥がれてくれません。今見ても「よくこれだけ貼ったなぁ~」と我ながら感心してしまいます。


 デカールはおそらく外注だと思うんですが、発注先を変えたのかデカールメーカーが改良したのか、今回製作中のキットで最初にプロペラに貼ったデカールは格段に改良されていました。
 台紙から2分程度で剥がすことができる、適度に柔らかい、軟化剤も多少効く、小さなデカールがスケールに見合ったように適当に省略がされている、ちょっとデカールの光沢がキツイかなといったくらいなのであまり心配なくデカール貼りをスタートです。


【キャノピー前方】
02‗コックピット前.jpg

 まずはキャノピー前方の機首部分のデカールから。キットで一番大きく、しかもライン状なので難易度が高そうで、これが上手く行けば他もなんとかなるでしょうといった感じです。
 改良されたデカールはほとんどストレスなく曲面にも馴染んでくれてOKです。


【続いて大き目なデカールを】
03‗主翼の国籍マーク.jpg

04‗胴体側面.jpg

05‗機首の部隊マーク.jpg

 このマーキングは実機資料を調べてみると結構有名な機体で米海軍VF-17部隊の「ジョン・T・ブラックバーン少佐」の乗機らしいです。
 主翼の国籍マーク、胴体側面の機番と国籍マーク。撃墜マークでは4機やられちゃってますね。垂直尾翼の「BIGHOG」は個人マークみたいです。
 機首のドクロは部隊マークです。


【小さなデカール】
06‗小さなデカール(1).jpg

07‗小さなデカール(2).jpg

08‗小さなデカール(3).jpg

09‗水平尾翼昇降舵.jpg

10‗主脚カバー.jpg

11‗フラップ.jpg

 小さなデカールも以前のような「なにがなんでも全部」といった感じではなく、貼って効果的な部分に適当に省略されている気がします。


【布で拭き取り】
12‗布で拭き取り.jpg

 ある程度デカールが乾いたら湿らした布でデカール表面や周囲に残った糊を拭き取ります。これで次の工程まで完全乾燥させます。



 次回はエアブラシでの塗装でのちょっとした不具合の調整やらを済ませて、全体の艶調整をしたいと考えています。


 
 
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